会社を辞める時期と気を付けることは?私の適職と今生の学びと使命は?

メール鑑定事例
「この事例は旧鑑定方式です」
目次

ご相談内容

■お名前:琴美様(仮名)
■年齢:40代前半
■性別:女性

■状況説明(ご相談内容)
現在、転職を考えています。
今回の相談は…
・今の会社を辞める時期、辞めるときに気を付けること
・私の適職
・今生の学びと使命
・今後のお金のこと
について教えていただきたいです。

━家庭環境━
私は40代前半、独身、一人っ子の女性です。70代の両親と同居しながら小さな会社の事務員として働いています。

父がモラハラをする人で、父が怒り出すときに感じる恐怖を今でも克服できずにいました。そのため、自己肯定感が低く、自分に自信がありません。

ずっと親の顔色を伺って「親の希望通りにしていれば親と対決しないでやり過ごせる」という姿勢でこれまで来てしまいました。

すべての選択肢が『親が許可するかどうか』で考えて、何かを判断するときは『親に聞かないと』と思ってしまいます。

学校、友達、会社では、自分の都合は後回しにして、合わせられるところは相手の希望に合わせて上手くやっていこうとするところがありました。

”自分軸”というものがどこかに行っていて、なんとなく流されて生きてきたと思います。

学生時代は「好きな漫画、アニメ、声優に関われることを…」と夢想したりもしましたが、それを実現するための努力をすることはなく、結局は自分がやりたいことがわからないまま。この会社を選んだのも親の希望する『どこかの事務所の事務員で正社員』に合わせた結果でした。

━会社環境━
20代前半で今の職場に就職してからずっと、この会社でがんばってきましたが、この会社は小規模範囲で労働基準に違反しています。

(先日、初めて労働基準局から是正勧告を受けました。創立してから半世紀以上立っている会社ですが、今まで言われたことは無いそうです。)

元々従業員を蔑ろにしても平気なところがあるので、あまり良い会社ではないと薄々わかってはいましたが、私が安定を求めたこと…長年勤めたことで仕事に慣れて、ある程度は自分の采配で進めることができるようなっていたこと…今更この歳で転職して一から仕事を覚えるよりはまだここに居る方が楽…という思いがあり、この会社にしがみついていたのだと思います。

それでもたまにふと『60代になったときにこの会社で終えるの?』と自問自答する瞬間があって、そういうときは『できればこの会社には居たくない、この会社で終えるイメージは沸かない』と思っていました。

今の会社は、出来ればすぐにでも辞めたいところなのですが…私が担当しているパソコン入力の仕事が引き継ぎに時間がかかるものであるということ、退職金が私が把握してる就業規則通りに払われない可能性があるとわかって、辞めると伝えるのをいつにすればいいかわからず、迷っています。

最近になって、退職金の計算方法が知らない間に変更されていることがわかりました。又、労働基準局から是正勧告を受けて、労働時間を訂正する出来事がありました。

その時に念のためと、私が持っている就業規則をコピーして他の人に配ったんです。もし仮に私たちに都合が悪い方向へ変更されたらどうしよう?変更前に今の条件を他の人にも知らせておいた方がいいかもしれない…と思ったからです。

元々私自身ももらっていなかったのですが、上司が病気で辞めた人の机を片付けている最中に見つけて、たまたまその場に居た私だけ運良く譲ってもらえました。

コピーを配ってからしばらくして同僚の男性社員から『退職金の計算方法が、コピーしてもらったものと今の条件が違う』と私にだけ教えてくれました。私がコピーを配ったことへのお礼のようです。

私のは、勤務年数10年までの計算方法と、それ以降の11年以上は、1年ごとに基本給1ヶ月を加算となっています。

男性社員が見つけたものは10年までは一緒で11年以上は、1年ごとに0.5ヶ月加算、勤務年数最長20年までを上限とする…といったことが書いてありました。

私は勤めてから現在2〇年目で、すでに20年を越えています。

ましてや計算式が0.5ヶ月となると、最初の計算のほぼ半分になってしまいます。

男性社員も『20年までなんて、もし知らないで定年まで勤めていたら危なかった』と言っていました。

一応退職を伝えるときに、退職金の計算方法はこれでお願いしたいと私が持っている就業規則の話をするつもりで居るのですが、

(男性社員からは口止めされているので今の条件は知らないフリでいきます。)

今の条件が違うならモメるのではないかと思います。

ちゃんと自分の意思を曲げずに、労働基準違反であることを主張して、自分の言い分を貫き通せるだろうか?

会社側は私とモメたことで、今後の私以降の人達が辞める際に問題にならないように、今度は他の人にも今の条件はこうだと周知しはじめるのでは?他の人が迷惑するのでは?とも思ってしまいます。

モメたらスムーズに退職できないかもしれない、嫌な思いをするかもしれないという不安、でも今度ばかりは負けずに自分の権利をはっきりさせたいので、妥協はしたくないとう想いがあります。

そこで今の会社をスムーズに辞めるにはいつがいいのか、去る時期と、次の職に就く時期、スムーズに辞められるように気を付けなければいけないことをお聞きしたいです。

それから、辞めるときの言い分は無難な『ミスが多くなってきて申し訳ないと思っていること、体調が悪いまま、自転車通勤なこともあって、続けるのは無理がでてきた』だけにするべきか…

上記に加えて本音の『会長からデータ提出を催促され続けることに疲れてしまった』を言ってしまっていいものか悩みます。

大概、こういうときはお互いに嫌な思いをしないように無難な理由だけだとは思いますし、言い訳くらい自分で考えないと…とも思うのですが、私の場合、言わなくていいことをうっかり言ってしまうところがあるので、門次郎先生から見て「気を付けること」を教えていただきたいです。

━環境の変化━
昨年になって転機がありました。私は子供の頃からずっと病院に行くほどでは無い不調(頭痛・便秘・冷え・数年前からはアトピー)を抱えていて「どうにかしてこれらが治る方法を知りたい!」と探していました。

昨年特に頭痛がひどくなってきたことで不安が増して、自分で料理をする(恥ずかしながら親に頼っていました)ことや「今度こそ食事内容を変える!」と決意をして『マクロビ』を始めました。

専門の先生のサポートを受けながら今も続けていて、体調はどんどん良くなっています。

サポートの先生には、食事だけでなく私の人生全般の相談にも乗っていただけて、これまでどうすればいいかわからなかった父のモラハラや会社のパワハラに対しての対応の仕方を教わりました。おかげで父からの攻撃的な言葉がだいぶ減ってきたと思います。

血液がキレイになると周りの環境も良くなって良いことを引き寄せていくのだそうです。

体調もずいぶん改善しました。まだまだ不調はあって改善していかなければならない部分が残っていますが「これを続けていけば良くなる!」という確信がありますし、長年知りたかった体調不良の治し方に、やっとたどり着くことができたと思っているので、この点についてはとても満足しています。

ただ…反対に職場の環境は悪くなってきました。周囲は私の様子を見て『何か理解出来ないよくわからない事を続けている人』『なぜこの人は病気なのに病院に行かないんだろう』という目で見ているように感じます。

私がこの食事のことをちゃんと説明できなかったこと、ミスが多くなってきたことで迷惑をかけることが頻繁になってきました。

他にも、どうしても体がつらくて間食しているのを咎めれて(食べる野菜が血液に溶け出してくる病気の原因の毒消しになるので、毒素が出て辛い体は毒消し=野菜を求めます)

どうしても体の辛さが我慢できなくて、部屋の片隅で食べるなんてこともしてしまいました。余計不信感が募ったことと思います。

これについては私の悪いクセでごまかそうとしましたし、私が悪い部分もあるのですが、一つ言い訳させてもらうなら、私を咎める本人たちはお菓子を職場で食べていますし、それが出来るゆるい雰囲気がありましたので私の間食も大丈夫と思ってしまっていました。

認識が甘かったのだと思います。

そのうち、事務員3人のうち2人が同時に有給を取ったので、その日の事務仕事は私一人でこなさなきゃならなくなったり…どうにも私にかかる負担が辛くなってきました。

又、仕事が少ない時期に『半日でどう?もちろん給料は減るよ』と言われたり、『琴美さんに何かあった時に困るから、パソコン作業を他の人にも出来るように教えてほしい』といわれたことで、もしかして私が辞めると言わなくても向こうの方から言ってくるのだろうか?と思うような流れでした。まだ言われていないので実際のところはわかりません。

最近は、お客さんからの仕事が少ないこともあり、事務処理に集中できるので、遅いと言われ続けたデータ提出を早くできるようになったものの、それでがんばっても私の仕事が評価されるわけではなく…

「ああもう、ダメだ、無理、疲れた、辞めよう、なんで私一人でこんなにがんばっているのだろう?」とむなしくなってきました。

「これ以上この会社でがんばっても意味がない」と、きっぱり見限ることができたのでやっと辞めようと思えるようになりました。

━適職について━
次に仕事をするなら、出来れば世の中のため、人に喜んでもらえる、何か私にできることで人の役に立つことがしたいと思っています。

スピリチュアル系のことを学んで体の不調をかかえてる人の力になりたい、ヒーリング、チャネリングを学びたい。

心理学を学んで、病院に行くよりもっと気軽に相談できるような存在のセラピストになりたい。このようなことを思うようになりました。

ただ、仕事としてやっていけるかどうか?そもそも私に向いているのか?そんな力を身につける事が出来るのか?そもそも合っているのか?自信はありません。又、自分が思っている思いもきれい事を言っているだけで、見当違いなことを考えてないだろうか?と思ってしまいます。

勉強するにも、ついつい他の好きなことに手を出してしまったり(テスト勉強しなきゃいけないときに漫画を読んでしまうような)怠けるところがあるので、自分の力だけでちゃんと仕事の基板を作って、自立して生活していけるかどうかも不安です。

それでも今の不調を治しつつ自分軸を大切にするなら、自由がきかない会社よりは自分の身体に合わせて自由に生活設定できる方が体にも自分にも楽な気がします。

自信が無いために色々と迷いますので、良い方向に向かえるアドバイスをお願いします。

━お金について━
今のような会社に勤めることになったり、お金を使いすぎてしまう傾向があったり、どうにもお金の流れが悪い気がしています。

それでも私は恵まれていて、体の不調も入院のような事態にはなりませんし、親と同居のおかげで住む場所や生活には不自由しません。お金もなかなか満足するような収入は得られませんが、酷い生活になるほどではありません。

もっと大変な思いをされる人が多い中、この程度で済んでいるのは恵まれているのだと思います。それでもやはり流れが悪いように感じています。

これまで小さい悪事をしてきてしまったと思います。中学時代は親のお金をこっそりとったり、習い事の月謝を自分のおこづかいにしてしまったり。

今考えるとなんてことをしたのかと悔やみます。成人して自分の自由になるお金ができると使う範囲が広がって、自分の欲しい、楽しみたいと思う欲のまま、使いすぎることが多くなりました。ローンやリボ払いの経験もあります。

抑圧やストレスが原因だったのかなと思います。

今はそこまで使ってしまうことはなく、だいぶ改善されてきていると思いますが、今後もまた使いすぎてしまわないか不安です。お金の因果応報があるのではと思います。

お金の流れをもっとよくしたいですし、今後は良い使い方をしていきたいです。アドバイスをお願いいたします。

あと蛇足ですが、私はよく小銭を拾います。これには何か意味があるのでしょうか?両親もよく拾うようです。

あと拾ったお金は募金やお賽銭などで還していくのがいいのでしょうか?どうするのがいいのか毎回迷います。

さすがに1000円札のときは落とし主が戻ってくるんじゃないかとしばらく待ちましたがそれらしい人は現れませんでした。

交番にとも思いましたが、お財布ならともかくお札そのものを落とし主がどうやって自分のものだと証明するのかな?と思ったこと、すでに菜食を始めていて忙しかったために交番に行く余裕がなくて結局持ち帰っています。

どうかこれからの人生をもっと良い流れにできますように、アドバイスをお願い致します。

鑑定結果

辞めるときに気をつけること、辞める時期とは?

▷労働基準違反であることを主張して自分の言い分を貫き通せるだろうか?

間違っていることを改めてもらうように主張するのは、勇気のいる事ですし簡単にできることではありません。ましてや、コミュニケーションが得意ではない琴美様にとって、それは大きなハードルのはずです。

私もコミュニケーションが苦手ですので、例え間違いだと分かっていても、指摘するのは躊躇しますし、私たちのように話すのが苦手なタイプは、返り討ちに遭う可能性があります。ですので、鑑定をする前は「止めておいた方がいいです」と申し上げるつもりでした。

しかし、鑑定を始めてみると「ここで変わりたい!」という琴美様の決死の覚悟が伝わってきました。そのため、もし私が引き留めて主張することを抑えてしまったら、これまでの琴美様と何ら変わりない…自分に自信のない琴美様のまま…という結果になるでしょう。

変わりたい覚悟を持っておられるなら、主張をして言い分を貫き通すべきです。主張しないまま終わるのと、主張したけれどダメだったのと、どちらが後悔しないか?というと「主張したけれどダメだった」場合ですよね。結果ダメだったとしても、勇気を出して主張できた事を誇りに思えますし、これまでの自分よりも成長したことが分かり、自信にも繋がります。

それに、労働基準違反であることを証明できるのなら会社に勝ち目はないですし、変わりたい覚悟を持ってされることなので、霊界もバックアップしてくれると思います。間違いを間違いだと主張するのですから、本当は臆することではありません。そうした勇気を持てなかったことで人に流されてきて今があるのですから、成長するための大きなチャンスですよね。

うまく行ってもうまく行かなくても、行動を起こしたことで自信が付きますので、琴美様にとってデメリットはほとんどないと思います。これまでの自分を変えたいのであれば、ぜひ勇気を出して行動に移していただきたいと思います。

▷会社側は私とモメたことで、今後の私以降の人達が辞める際に問題にならないように、今度は他の人にも今の条件はこうだと周知しはじめるのでは?他の人が迷惑するのでは?

会社は、従業員に真実を伝える義務がありますし、他の人も真実を知る必要があります。ですので、周知しなければならないことをこれまで隠していた会社の体制がおかしいのであって、会社は一刻も早く周知すべきです。琴美様がきっかけとなり従業員が真実を知れるなら、感謝されるべき事ですし、周知について迷惑になると考える必要はないと思います。

▷辞めるときの言い分は無難な『ミスが多くなってきて申し訳ないと思っていること、体調が悪いまま、自転車通勤なこともあって、続けるのは無理がでてきた』だけにするべきか、加えて本音の『会長からデータ提出を催促され続けることに疲れてしまった』を言ってしまっていいものか悩みます。

『会長からデータ提出を催促され続けることに疲れてしまった』件に関しては、このことを正直に話すよりも、無難な言い方をして、お互い後味の悪いに結果にならないようにされると良いと思います。

万が一『ミスが多くなってきて申し訳ないと思っていること、体調が悪いまま、自転車通勤なこともあって、続けるのは無理がでてきた』理由で納得していただけない場合は、会長のことを話してもいいとは思いますが、基本的には会長のことは伏せてこちらの都合ということにして、気持ちよく卒業されたら良いと思います。

▷辞める時期

この会社に長く働いても、昔も今もこれからも辞めたい気持ちが消えることはありません。転職は課題になっていますので、何月頃が良いというものはなく、なるべく早く辞める方が良いと思います。

だからといって出社拒否したりすると、悪い業を積むことになるので、適当なことはせずに、引継ぎが義務であるならそれが終わってから辞めるようにしてください。

引継ぎ云々の関係ですぐには辞められないとの事ですが、転職は琴美様の課題でもありますので、思っているよりはスムーズに辞められるのではないかと思います。ですので、なるべく早くに辞める意向を会社に伝えてみてくださいね。

 

適職とは?

長年事務員をされてきたので、事務員としてのスキルはそれなりに身に付けておられると思いますし、転職されるのであれば事務員が無難かもしれません。

ですが「事務員が適職か?」というと、そうではありません。琴美様の適職は「ライターのお仕事」になります。この適職で食べていくにはキャリアが必要となりますが、仕事内容的には琴美様に向いております。

※ちなみに…学生時代に夢描いていた「漫画やアニメ」もそれに類似した仕事ですよね。やはり人は「やりたい」と感じたことが適職なのだと思います。

(ライターの仕事例)
・小説を書くライター
・グルメレポートをするライター
・ニュースを記事にするライター
・専門的なことを書くライター等

上記のように「頭に浮かんだことを文字に起こす作業」は嫌いではないと思うのですがいかがでしょうか。

琴美様は、出来事を正確に捉える思考をお持ちです。見たり聞いたり体験したことを文字にするのは、パズルを組み立てるようなもので、簡単にみえて苦手な人には難しいものです。しかし、琴美様は「人に伝えやすい文字の組み立てが上手にできる資質」をお持ちですのでライターに向いています。その資質を活かすには経験が必要ですが、慣れてくると文字が降ってくるようになると思います。

実際のところ、ネット上でライターをされている方もたくさんいらっしゃいますが、そのほとんどは副業のおこづかい程度ですし、ライターで食べていくには、実績を積まなければなりませんので、結構な時間がかかります。

繰り返しになりますが、琴美様は資質的に向いていますので、人よりも早く評価されるようになるでしょうし、いずれ高い評価を受けられるようになりますので、パソコンを打てる限り末永く楽しくできる仕事になってくると思います。

ですので、事務員をしながら空いた時間にライターの仕事をして実績をつくっていき、安定した収入が得られるようになってから、ライターを本業にする…そのような形が望ましいかもしれません。他にも方法があるかもしれませんので、ライターに興味がございましたらお調べになってみてくださいね。

スピリチュアル系、セラピストを仕事にすることについて

自分の体験を基に誰かの役に立ち、尚且つその仕事で生計を立てられれば素晴らしいことです。しかし、スピリチュアル系、セラピストの仕事をしているほとんどの人が、ご結婚をされていたり、副業であったりするので、実際に本業にしているのはほんの一握りです。

今や数が多すぎて、その中で突出するのは至難の業です。それを分かった上で努力をしても、結果が出るまで何年もかかります。これまで、スピリチュアル系の仕事を始められた方を何人も知っていますが、活動を止められた方や、続けている方はご結婚をされていて副業程度の収入だと聞いています。スピリチュアル系、セラピストを本業にして食べていくには、「実績や後ろ盾がないと集客が大変難しい…」というのが現実です。

ですので、始めるにしても雇われる必要があると思います。かといって、未経験だと雇われるのも難しいかもしれません。個人でする場合は、仕事がない期間を乗り越える覚悟を持って始められるなら構いませんが、やはり大変な労力がかかりますので、私としては副業程度にとどめておかれることをお勧め致します。

又、スピリチュアル系、セラピストの仕事は、基本対面で行うことが多いですよね。そうなると、社交性なども問われることになりますので、そういった部分では向いているとは思いません。自分の体験を伝えることを仕事にするのであれば、適職で申し上げたように「文章にして伝えていく方」が適していると思います。

今世の学びと使命とは?

今世の学びは、一つではありません。一つの課題をクリアしたら、また次の課題がやってきます。そうやって学んでいく中で、人は成長していきます。細かい課題はたくさんあるにしても、魂の欠点を克服するための大きなテーマがあります。大きなテーマであればあるほど、課題を乗り越えた後の人生が好転していきます。

その大きなテーマへ取り組むために、これまでの人生があり、テーマを克服できないことで辛い経験を繰り返し、自分の魂の欠点がどこにあるのかを人生の中で模索をします。その事にいち早く気づいた人ほど、幸せを早く手にします。課題の難しさは人により違いますが、欠点が深ければ深いほど時間かかります。

琴美様は、今申し上げた「人生をかけて克服したいテーマ」に気づきました。ですので、今回のご相談内容にもそのことを書いておられましたし、本当に変わりたいという思いでご相談くださったのだと思います。今ここで変わることができたのなら、未来は変わっていきます。

琴美様がクリアしなければならない課題は「人に流されず自分の意思で生きること」です。ご相談内容にも書かれていたように、自分の気持ちではなく、人の意見に従う生き方をしてきましたよね。その結果、自分の人生を生きられないようになり、希望や生き甲斐を感じて毎日を過ごせなくなりました。

何かを恐れ「人の言う通りにしておけばとりあえずは丸く収まる」と思い、自分の気持ちを押し殺して生きてきて、その結果どうでしょう…

ただ生きているだけで、本当につまらない毎日を繰り返すことになった…と感じておられるのではないでしょうか。

しかし今は、目標に向かって目をぎらつかせて頑張る人になりたいと思うようになり、これまでの弱い自分から卒業したいと思っていらっしゃいますよね。

そう思って今後の生き方を見直していくなら、4〇年間生きてきた事は無駄ではありません。「誰がなんと言おうと自分の意思で生きる!」そう心から思えるようになるために、これまでの辛い経験があったのです。これまでの人生を無駄にしないためにも、これからは「自分の意思」で生きてください。4〇歳は立派な大人です。親の言うことを聞くのではなく、自分の意思で生きるようにしてくだい。

自分の意思で生きる…それは「自分の人生の責任は自分が持つ」ということであり、未来が良くなるのも悪くなるのも自分次第ですべては自己責任です。このことを理解できない人や受け入れられない人は、まだ経験が浅く、幸せを手にすることはできません。

琴美様は「自分の意思で生きるのが怖い繊細な魂」をしていますので、記憶を消されたこの世で自分の意思で生きられない弱さに気づくには、それなりのシチュエーションが必要になります。

欠点に気づかせてくれない両親を選んでも気づくのが遅れるだけ…そうはなりたくないから、欠点に気づかせてくれる今世のご両親を選びました。

そして、ご両親に育てられたことで『親に聞かないと』と思う状況がつくられ「人に流されて生きてはいけない」という魂の欠点に気づくことができました。

自分の意思で生きられない経験を通して苦悩の日々を過ごし「いい加減変わりたい…」と思っている今、本当に変わるべき時期に来ています。そして、意識して変わることで、数年後には生き甲斐を感じられる人生になっているはずです。

今は、使命云々よりも自分の事です。

厳しいようですが、本当にそうなので申し上げますね…自分が幸せではないのに、人の幸せを心から願うことができるのは“マザーテレサ”くらいで、私にも到底無理なことです。ですので、使命感を持って誰かを助けたいと思うのでしたら「まずは自分を救うこと!」にエネルギーを向けてください。自分を救えない人に他人を救う力はありません。まずは、自分を救うこと!それが琴美様の使命です。

繰り返しになりますが、今は「自分の意思で生きること」を念頭におき、課題クリアを目指してください。

そのためには、勇気をもって労働基準違反の件を指摘した上で無事に退職をし、今度こそ誰の顔色も伺わずに就職先を決めてください。まずはそこから生活の基盤をつくり、気持ちに余裕ができてから、人の為にできることに力を入れると良いと思います。

「人を救う」という使命を決めて生まれて来る人もいますが、私も含め多くの人はそんな使命を持っていません。使命は生きていく中で自分でつくり上げるものです。使命感を持って生きられるように、これからの人生は自分磨きに専念していただければと思います。

お金を拾う意味とは?

拾ったお金は、おっしゃるように「募金や賽銭として誰かのために使った方が良い」です。拾ったお金をラッキーだと思い自分の為に使う人がいますが、こうした行為もお天道様は見ています。拾ったお金は、その額が大きかろうが小さかろうがあぶく銭です。人はあぶく銭を持つとロクなことがありません。金運はなくなりますし、落ちているものであれ盗人と同じことになるので、負のカルマとして残ります。

私のようにギャンブルをしていた人は、負のカルマを背負っていますので、まったく同じ仕事をしても金運に恵まれなくなります。一時の気の迷いで余計な負を買うよりも、清く正しく生きる方が結果的に近道ですし、拾ったお金は募金や賽銭として使うか、警察に届けるか、もしくは拾わないかです。お金を拾った時、人は試されていますので、その点に気を付けてください。

お金を拾う意味は本当に単純で「お金を大切にしなさい」というメッセージです。落ちているお金を拾うとの事ですが、お金を不注意で落としている人がお金を大切にしているとは言えませんよね。小銭を拾うのも同じで、小銭だからといって適当に考えず「大切なお金として考えなさい」というメッセージです。

琴美様の場合もそうなのですが、お金に対する考え方がおおざっぱではないでしょうか。どんぶり勘定でついつい無駄遣いをしてしまう点が見受けられます。

そうした部分への注意喚起で、小銭を拾っていらっしゃるのだと思います。あまりお金に執着がなくて貪欲さもありませんよね。とても良いことなのですが、それが無駄遣いに繋がっているようなので、その抑止力に繋がるように「お金を落とすようなことをしてはいけない」とのメッセージでもあると思います。

霊界からのメッセージは遠回しに伝えてくる事が多いので分かりにくかったりしますが「あれ?」と思う所にはメッセージが隠れていますので、想像力を働かせて考えてみてくださいね。

お金を使いすぎてしまう理由とは?

「お金があれば幸せになれる」という誤解を生むほど、お金は人の人生を左右する大きな存在です。

なぜそのような誤解が生まれているのか?

それは、お金を使って欲しいものを買うと、一時的であっても心の満足感が得られるからです。

しかし、いくら欲しいもを手にしたとしても、心の満足感は長くは続きません…。次から次へと物が欲しくなり、また次の物が欲しくなり…という堂々巡りへ陥り、結果…いつまで経っても安定した心の満足感を得ることができません。

すなわち、お金をいくら使ってもキリがなく、本当の幸せは物を買うことではない!お金で幸せは買えない!ということになります。

琴美様がお金を使いすぎてしまう理由もここにあり、一時的な心の満足感が欲しくて…心に空いた穴を埋めたくて…生きている実感が欲しくて…お金を使いすぎます。限度内であれば、自分へのご褒美としてお金を使うのは良いことです。そうでなければ、何を楽しみに生きているのか分かりません。

しかし、抑止力が利かずに使いすぎてしまうのには、ちゃんとした理由があります。本当の幸せはお金では買えないと申し上げましたが、安定した心の満足感を得るには「愛」が必要です。

琴美様はおそらく、誰かに愛されている実感がないのだと思います。だから安定した心の満足感を得ることができません。心の満足感を得られない琴美様は、お金を使う事でしか心の穴を埋めることができず、無駄遣いをしてでも心を満たそうとしています。

誰かに愛されている実感があるだけで、心の満足度が上がり抑止力が働きます。その実感がないと、心の隙間をお金を使って満たすしか方法がなくなります。

ですが、独身で一人暮らしをしている人でも抑止力が働く人がいます。そいう方は、没頭できる趣味を持っていたりして、自分の好きなことをして心の満足度を高めています。

愛されることや、情熱を注げるものがあれば無駄遣いは直ります。

お金を使いすぎてしまう理由としては以上となります。今後、気持ちの余裕が持てたら「どういったことで心の満足度を高めることができるのか?」を考えてみてください。「これ!」というものが見つかれば無駄遣いは自然と直りますよ。

以上が鑑定結果となります。
参考になりましたら幸いです。
この度はご用命いただきありがとうございました。

ご感想

門次郎先生

その節はありがとうございました。かなり悩んでいた時期だったので、鑑定していただいたことで悩みが軽くなり、とても助かりました。

鑑定していただいてからこうして感想を送るまでかなりの時間が経過してしまいました。遅くなりまして申し訳ありません。

色々とありましたが、今はやっと落ち着いて感想を送れます。なるべく細かい説明は省いて、概要と結果をご報告します。

まずはとても丁寧な鑑定をしていただきありがとうございました!

━会社について━
2019年〇月、無事に退職しました。

退職したいと伝えるときはかなり勇気がいりましたが、門次郎先生から「転職は課題になっています。」のお言葉で、課題ならこなせられるはず!と思い切って伝えたら、すんなり了承されました。ありがとうございました。

退職金については金額を確認したところ、やはり私の把握した金額の半分ほどの金額を言われたので、これはおかしいですと交渉し、補填してもらえる約束をしました。

結局、補填なしでも積み立てていた共済金の方から最初の計算通りの金額が振り込まれたので、補填はなしになり、これは解決しました。

会社側への辞める理由ですが、門次郎先生への依頼のときは『会長からデータ提出を催促されることに疲れた』としていましたが、

よくよく考えたら会長から『半日でどう?もちろん給料は減るよ』と言われたことが最初のきっかけだったと思い出しました。

退職の意思を伝えたときは表向きは体調不良と伝えて穏便にしたものの、この『半日と給料減らす』発言を思い出してからはどうにも納得いかなくなってきてしまって

退職する直前に『体調不良もあるが、退職を考えたのは半日の話がきっかけだった。これは会社都合では?』と伝えてみました。

これについては『半日の話は提案であって強制では無かった。辞めると言い出したのはあなただから会社側は自己都合だと考えている』と言われ、

更に退職金の補填(この時点では補填するという約束がまだ正式では無い)と離職票の手続きは退職届が出なければ手続きができないと、引き替え条件にされ、自己都合の退職届を強要されました。

結局、自己都合の退職届を出し、表向きには会社を円満で退職したような形ですが、私の中では不満がくすぶりました。

門次郎先生のおっしゃる通りです。

”変わりたい覚悟を持っておられるなら、主張をして言い分を貫き通すべきです。主張しないまま終わるのと、主張したけれどダメだったのと、どちらが後悔しないか?というと「主張したけれどダメだった」場合ですよね。結果ダメだったとしても勇気を出して主張できた事を誇りに思えますし、これまでの自分よりも成長したことが分かり、自信にも繋がります。”

これは本当にそう思います。

今、勇気を持って主張して行動したことで、自分でもやればできるんだ、結果がだめでもやれることは全部やりきった。と思えます。

『あとからああすればよかった、こうすればよかったと後悔したくない』この思いで行動しました。

退職後に退職金は無事に振り込まれたので、今度は残業代未払い賃金の請求をしました。

これが無事に振り込まれたあと、ハローワークで『自己都合』ではなく『会社都合』だとする申請をしました。これは現在結果待ちです。

受け付けてくれた職員さんは「半日勤務が実行されたわけではないこと、残業時間も法定違反の時間には満たないことから微罪で、『会社都合』にするには弱い。あまり過度な期待はしないでおいてね。うちも辛いんだけどね。」とのことでした。

私の話は聞いてくれましたし、なんとか会社都合にできるものはないかと色々検討してくれていました。

ダメ元でやれるだけのことはやったのでどんな結果でも悔いはないかと思います。それでも、なんとか良い結果がでることを願いたいです。

━適職について━
教えていただいた「ライターのお仕事」という結果には大変驚きました。

というのも私は読書感想文がものすごく苦手で、文章を書くのが下手だと思い込んでいたんです。

それを得意分野だと言っていただいたときは正直困惑したのですが、先生のおっしゃる通り、頭に浮かんだことを文字に起こす作業は、ブログなどでやっていたことで、確かに好きな作業だと思います。

ずっと自分に合う職業が解らず、転職するにも何を目指せば良いのか、目標が見えない状況は不安ばかりだったのですが、自分の思ってもいなかったことが得意分野だと教えていただけたことで、この先の展望が開けたように感じました。

スピリチュアル系のことは、副業か本業かは置いといて、少しずつ学んでいくことにしました。カウンセラーの資格も必要と思い、通信で心理学を学び始めています。

そして事務の仕事をしながら自分の体験を文章にして伝える、この方向で考えています。

今は事務の仕事をするにしても新型コロナウィルスのこともありますし、仕事探しは保留になっています。

この期間に、いずれは在宅でできる仕事を本業にしていけるようにがんばっていく予定です。

━今世の学びと使命━
”クリアしなければならない課題は「人に流されず自分の意思で生きること」”

”今は、使命云々よりも自分の事です。”

ありがとうございます。門次郎先生から本当に大切なこと、大事なことを教えてもらえたと思います。

そして ”意識して変わることで、数年後には生き甲斐を感じられる人生になっているはずです。” ですが、今回のことを通して自分が変わることで、きっとこのような未来になっていくのではと思います。

”勇気をもって労働基準違反の件を指摘した上で無事に退職をし、今度こそ誰の顔色も伺わずに就職先を決めてください。まずはそこから生活の基盤をつくり、気持ちに余裕ができてから、人の為にできることに力を入れると良いと思います。”

今度こそ、誰の顔色も伺わずに就職先を決める。これも重要ですね。

周囲に急かされて就職した結果があの通りでしたので。

次こそは自分の意志で、本当に勤めても良いと思える会社を探してみます。

━お金を拾う意味━
”お金を拾う意味は本当に単純で「お金を大切にしなさい」というメッセージです。”

これはそういった意味があったんですね。本当によく拾っていたので不思議に思っていました。ありがとうございます。

このようにメッセージで伝えられていたんですね。

━お金を使いすぎてしまう理由━
”一時的な心の満足感が欲しくて…心に空いた穴を埋めたくて…生きている実感が欲しくて…お金を使いすぎます。”
”誰かに愛されている実感がないのだと思います。”

確かにその通りだと思います。満足感と心に空いた穴を埋めたい、そういうことだと思います。

”今後、気持ちの余裕が持てたら「どういったことで心の満足度を高めることができるのか?」を考えてみてください。「これ!」というものが見つかれば無駄遣いは直ります。”

ありがとうございます。今後は心の満足度を高めることができるものを探してみます。

感想は以上です。

かなり遅くなりまして申し訳ありませんでした。

こうしていろいろなことが解決してきて、体調も少しずつ良くなり、やっと落ち着いて感想を書いて送れることがとてもうれしいです。

また何かありましたらご相談させていただくと思います。

この度はありがとうございました。

御礼

掲載を快諾してくださった琴美様に心より感謝申し上げます。琴美様の経験と想いが、多くの方々の元へと届きますように。

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