夫を支える妻として、夫のピンチにできることは何ですか?

夫を支える妻として、夫のピンチにできることは何ですか?

「この事例は旧鑑定方式です」

ご相談内容メール鑑定
ご相談者様 お名前:若菜様(仮名)
年齢:50代後半
性別:女性

「今世、私の使命とは?」改めて考え直しています。

今、いろいろなことが次々と家族の身に降りかかってどうしたら良いか…どう乗り越えたら良いか…とても混乱しています。

先ず家族について状況をご説明致します。
家族は、主人と既に職業に就いている子供2人(子供は独身で一人暮らし)。

目次

トラブルが続くご主人の経営状況

~主人について~
主人は独立開業し整骨院を営んでおりましたが、今は第三者に経営権を譲り、そこで引き続き働いております。開業をしたのは5〇歳の時で、人生において遅い事業の開始ということもあり、その時点では私は開業に反対いたしました。

と言うのも、主人の性格が緻密に細かく計画をたてて、石橋を叩いて渡ると言うのもではなく、ただ漠然と「なんとかなる、やりたいことをするんだ!」という感じで…人柄や技術的な事においては「患者様から信頼をいただけるであろう」という疑いは持っていませんでしたが、経営に関してあまりにも無謀な開業形態が大変不安だったのです。

押し切られる形で開業に踏み切りましたが、やはり度々ピンチに見舞われました。ただ有難いことに、その時々で助けてくださる人に恵まれてなんとか乗り越えてきました。

そして、細かい事は省きますが紆余曲折の末、〇年ほど前に経営権を第三者に譲り渡すことになったのです。

しかし経営権を譲渡したあと、整骨院でトラブル続出…。主人も責任者として法律家の力を借りながら解決に向かって自分のすべき事に取り組んでいるところですが、大ピンチの状況です。

主人の仕事に関しては、主人が自分で切り拓き、私は後方から毎日の暮らしを支えるのが務めで、過度にあれこれ聞き出し関わる事は良くないことかも知れないと最近では思うようになりました。

主人の事も鑑定をお願いしたい気持ちはあるのですが、私は状況をきちんと把握していないので、今は主人を信じて冷静に見守るべきなのかと思っています。

ご主人・家族を支える妻として自問自答の日々

長い結婚生活の中では、決して平穏な日々であったとは申せません。
かつては主人の裏切りなどもあり主人を憎んだ時もありましたが、今は優しい人です。あったことを無かったことにはできませんが、今の主人は尊敬できます。過去の苦しみも私にとって必要な経験だったと思っています。過去の私は傲慢で思いやりに欠けていたところが多分にあったのだと思います。当然の試練だったと今は思っています。

そして今は、全てを含めて私は「過去も現在も変わらなく幸せ者だ」と思えるのです。

それでも、主人の事、娘の事などなど…それぞれがずっしり重くて、考えるとどうしたら良いのか分からなくなってくる時があります。

日々「目の前の私のすべきことを淡々とこなそう、優しい主人と思いやりのある子どもがいる、私は幸せだ、前を向いて頑張れば何とかなる」と自分に言い聞かせて明るく過ごそうと思っていますが、一方でこんな状況でも、能天気にニコニコしている自分が間違っているのではないかと、苦しくなるのです。

私の気づかない心の奥底で、傲慢で無配慮な自分がいるのかも知れないと思うと…「家族に降りかかる不幸は私が引き寄せているのでは?」と怖くなります。

長文申し訳ありません。今の悶々とした私の気持ちをどう伝えたらよいのか、上手に表現ができず、周りで起こっている状況をご説明させていただきました。

人の事ばかりを心配していないで、自分の事も考えるべきだと言われた事もあります。でも、私の中では「周りが幸せであって初めて私の心の安定が得られる」そんな気がします。

厳しい鑑定をいただくのではないか…怖くて迷いに迷って何回も躊躇いたしました。又、誰かに頼って自分の悩みを楽をして解決しようとするのは良くないのではないか…という思いもよぎります。

しかし、門次郎さまのブログから感じるお人柄に惹かれて、勇気を出して申し込みをさせていただきました。どうぞよろしくお願いたします。

私自身に他人を支える力はなくても、家族が仕事を通して誰かを支える事ができるなら「その家族を全力で支えて行こう!」と思い今日まで来ました。果たしてこれは正しかったのでしょうか?それとも間違ってしまったのでしょうか?

今後私は、どんな心構えで毎日を過ごすべきか?ご助言をいただければと存じます。

鑑定結果 メール鑑定

ご主人のピンチは魂の課題が関係している

ご主人はどうして、このような悪い状況に追い込まれるのか?

その原因として「ご主人の魂の課題」が関係しています。つまり、若菜様の問題ではなく、ご主人の課題に対して起きていることですので、ご自身を責めることのないようにしてください。

結論といたしましては「家庭を守り家族をしっかり支える事」が若菜様の使命と思っていただいて構いません。これからもご家族様を支えてあげてくださいね。

それでは、以下詳しくご説明をさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

人を許す寛容さや優しさを身に付けることが課題

ご主人は今世『人を許す寛容さや優しさを身に付けること』を大きな課題にしており、さまざまな経験を通して、思いやりと優しさをしっかり持てるようになっておられると思います。

しかし、ご主人の魂は「もっともっと!!!」という向上心がありますので、まだまだ試練を要求しています。整骨院でトラブルが発生しているのも、更に上を目指している魂の学びのためであり、この経験はご主人にとって必ずプラスとなります。

今以上の寛容さや優しさは、平凡な暮らしの中では手にすることができません。頑張っているのにどうにもならない経験をするから「人を許す寛容さ」や「相手を思いやる優しさ」が身に付きます。

もしもご主人が「努力をすれば結果がでる!」そのような経験しかして来なければ、「寛容さを持ちなさい」と言っても「努力が足りないからできないんだろ」と見下すだけで終わってしまいます。

ご主人の魂は、現在のご年齢になっても意欲的に学び、もっともっと成長しようと頑張っているところですので「人生に必要な経験をされている」ということになります。

今非常にお辛い状況かと思いますが、極端な話、すべてが最悪の方向に向かったとしても、最終的には平穏な生活に導かれていきます。あまり心配しないように…とお伝えしても、ご心配になられるとは思いますが、ご主人は「悪い種を蒔いてきた以上に良い種も蒔いてきた方」ですので、最悪の事態になる前に手を差し伸べてくれる人が現れて助けられたりします。

そういう意味では、苦労をしながらもしっかりと守られていますので、なるようにしかならないけれど、最終的には平穏な暮らしが訪れるようになると思われます。

本当にご心配だとは思いますが、ご主人の魂は「更なる人間性の向上」を目指して頑張っている途中ですので、ご主人を信じて支えてあげてほしいと思います。

ご主人を支える妻としてどうあるべきか

先ほどもお伝えいたしましたように、若菜様の課題は『ご家族を支えること』ですので、ご主人の件に関しましては経営に首を突っ込む必要はないですし、ご主人が課題に取り組めるように見守っていく形でいいと思います。

又、お子様のお手伝いをされているのも過保護というレベルのものではありませんので、できることは力を貸してあげると良いと思います。

良い出来事も悪い出来事もすべて本人の為に起きていることになります。悪い出来事が起こると、とても悲しい気持ちになりますが、その経験が大きな糧になることはたくさんあります。

ご家族がうまくいっていない時、若菜様のすべきことは「何が起きても何とかなる!」という姿勢を持つことです。一緒になって寄り添い凹むのいいですが、それだけで終わってはいけません。

「命があるだけでいいじゃない」この言葉が自然に出るくらいの図太さを持たなければなりません。この図太さがなければ、家族のピンチに一緒になって凹んで終わるだけになります。そのような弱い心では家族を支えることはできません。

課題を全うすることで家族を支える

家族を支える課題を全うするには、若菜様自身が太陽となり、家族を照らし続ける強さを持たなければなりません。そのためには、整骨院が潰れても、娘様が仕事を続けられなくなったとしても「命があるだけでいいじゃない」と言える強さを持たなければなりません。

たとえば、「マイホームを手放すことになったら私の人生は終わりだ」と思っている人と「マイホームを手放すことになってもアパートで暮らせばいい」と思っている人…どちらが強いかというと?明らかに後者ですよね。

前者は、平穏な人生を生きてきたから挫折を乗り越える強さがありません。後者は、挫折の経験があり、どんなに落ちぶれようとも乗り越える強さを持っています。後者のように、若菜様はドンと構える強さを持つための試練だとお考え下さい。

ですので、ニコニコしているのは間違いではありませんし、辛い時こそ笑って家族を支えてあげてください。

悪い方向に向かっていても、結局のところ見えない力に守られていますので、本当にどうにもならないピンチの時には守られます。懸命に生きてさえすれば何とかなることしか起こりません。ですので「なるようになるさ~」と開き直る強さを持つようにしてくださいね。

そして、ご主人にも娘様にも「大丈夫、何とかなるよ」と伝えてあげてください。若菜様の課題は『家族を支える強さを持つこと』です。強さがあれば、今の状況をもっと楽に捉えられるようになると思います。

ご感想メール鑑定

主人を支える妻としてできることのご感想

門次郎さま

何回も鑑定文を読ませていただきました。
大変詳しい内容で「なるほど、そういうことなのか」と深く頷きながら、目の前の霧が晴れたような気持ちです。モヤモヤした気持ちが少し軽くなり、この人生を明日からも新たな気持ちで頑張って歩いて行こうと思っています。

主人については、期せずして人生での課題を明確に示していただき、改めて主人に尊敬の気持ちを持つ事ができました。「寛容さを身につけたい」と望んでいる事を教えて頂いただけで幸せな気持ちになっています。

と言いますのは、主人は順調ではないにしろ、どちらかと言えば最終的には努力が実り、報われる日々を過ごしてきました。確かに、若い頃は寛容とは言い難い性格であったと思います。私は主人に良く「あなたの優しさは人のためのものではなく、自分が優しい人と言われたい自分自身のためのものでしょう。もっと寛容になって本当の意味で優しい人になってほしい」と言い争いになる度に自分の事を棚に上げて申しておりました。私も人の事は言えた義理でないので、今思えばその厚顔ぶりには冷や汗ですが。

そんな主人も徐々に変わり、特にこの1年くらいでまるで別人のように変わりました。まさに自分の課題と向き合っているのですね。

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