どうして人は悪い噂話をするのでしょうか?
あなたも悪い噂を流されて困っているかもしれません。
悪い噂を流すのにはある心理が隠されています。また、そうした人たちは、本当の信頼関係を築けない理由があります。
結論から申し上げますと、噂を安易に信じるような人たちとは距離を置いた方が良いです。
その理由についてお話させていただきます。
悪い噂話が好きな人は承認欲求の強い弱い人間
悪い噂話で盛り上がる人は、それをネタに悪口を言ったり、バカにしていますよね?
なおかつ、話は盛られて主観も入り、もはや真実ではない事もあります。
人は、悪い噂話をする時、人をバカにしていますが、人を褒める為に良い噂話をあまりしないものです。
なぜなら、良い噂話をしても人を肯定するだけで、自分が惨めになるからです。
悪い噂話をネタにして人をバカにする人は、人に認められたい、自分で自分を認めたいという承認欲求の塊です。
自分を肯定したくて悪い噂話をしている為、人を肯定する良い噂話には興味がありません。
自分の方が人間的に上だとか、優位に立っているとか、自分を肯定したい心理が働くから人をバカにします。
言い方を変えれば、人を見下げる事でしか自分を肯定できない、思ったように人に認められないといった心理が働いています。
つまるところ、自分に自信のない弱い人間という事になります。
悪い噂を流す人は、そのような未熟な人間ですので、なるべく関わらないように距離を置くのが一番です。
悪い噂話を信じて去っていく人に未練はない
あなたの悪い噂を聞いて、大切な人が去ってしまっても後悔する事はありません。
あなたを信じるよりも、事実とは異なる悪い噂を信じてしまう人は、あなたを見ていないですし、そうした人間性の人に信頼を置いてもいつか裏切られる日が来ます。
ですので、その程度の人と分かった事は、不幸中の幸いと捉えましょう。
若くても噂話に振り回されない人はいますし、そういう人と信頼関係を築いた方が良いですよね。
事実無根の噂を信じてしまう人と今後ご縁ができないように、見る目を養う経験をしたと前向きに捉えて、早く吹っ切るようにしましょう。
悪い噂話を楽しむ人は信頼関係を築けない
日頃、悪い噂話で楽しんでいる人が、事実とは異なる悪い噂を流されたら、こんな風に思うのではないでしょうか…
「世間の噂は信じてもいいけど、私の悪い噂は信じないでよ…」
「真実をちゃんと見てよ!」と。
この世には、類は友を呼ぶという波長の法則があります。
悪い噂話を楽しんでいる人には、噂を信じる人が集まるので、「事実と違う!」と言っても信じてもらえないという事が起こります。
事実を確かめることもされず、急に距離を置かれ人間関係は崩壊…
無視されたり、悪口の対象になるかもしれません…
つまり、悪い噂話を楽しむような人たちと一緒にいるということは、本当の信頼関係は築けないことを意味します。
なぜなら、噂話を信じてしまうのですから、あなたの人間性を見てもらえないという事です。
そんな信頼の置けない関係つまらないですよね。
だったら、悪い噂話で盛り上がるような人たちとの交流は必要最低限に抑え、距離を置いた方が良いという事になります。
噂話を鵜呑みにする人は騙されやすい
噂話を鵜呑みにして生きていると「真実を見抜けず、人に振り回される人生になります」
それはなぜか?
真実を見抜けないから、人の心を読むこともできないからです。
真実を確かめずに人の言葉を鵜呑みにしていると、いいように利用されたり、騙される原因になります。
この世は私利私欲に満ちています。良さそうな人に見えても、あなたを騙す為に親切にしているのかもしれません。
私は、人の話を鵜呑みにするタイプだったので、噂話も信じるタイプでした。
その結果、人の裏を読めずに詐欺にも遭いました。
それもこれも、噂話を信じる安易な性格が引き起こした自業自得です。
「人を信じるな」と言っているのではありません。
真実を確かめてもいない噂話は、鵜呑みにするのではなく、精査して真実を確かめましょうということです。
こうした慎重さを持つことで、信じていい相手なのか、信じてはいけない相手なのかを見抜く力が身につきます。
噂話を安易に信じる人間性が騙される事に繋がるのですが、騙されやすい人はその事に気づいておらず、騙されるほどバカではないと思っています。
もし、人の言葉を鵜呑みにしやすいという自覚がありましたら、足元を救われないようにお気を付けください。
噂話を鵜呑みにしない生き方は人を成長させる
噂話を鵜呑みにしない生き方は人を成長させるとは?
噂話を鵜呑みにしてしまう人は、何事も人任せだったり、人に流されやすいタイプになります。
人任せにするから真実を確かめようとしませんし、人に流されやすいから自分で考えて行動しません。
人が成長する為には、自分で考え、答えを導きだし、自分なりの哲学を持ってこそ成長します。人任せにして人に流されていると、自分なりの哲学をつくりだす事もできない為、右に習えで生きる事になり、あまり成長しません。
噂話を鵜呑みにしない人は、自分で見て考え行動する事を自然としています。そのように自分の力で生きていると、人の裏も読めるようになり、人間性が向上します。
すると、波長の法則で信頼のおける人たちが集まります。
もし、あなたの悪い噂が流されたとしても、自分の目で確かめるまでは信じない!
そんな人たちが周りにいてくれるととても心強いですよね。
たとえ、挫けることの多い人生だったとしても、太い絆で結ばれた人が周りにいてくれたら、どんな苦難も乗り越えられます。
まとめ
悪い噂話で盛り上がる人は弱い人、悪い噂話を安易に信じる人は人に流されやすくしっかりしていません。信頼のおける人間関係を築くには、これらの点も判断材料になります。
真実を確かめるまで安易に信用しない、そんな深みのある人間になりたいものですね。