正負の法則、負の出来事を繰り返す原因とは?

正負の法則、負の出来事を繰り返す原因とは?

「正負の法則」をご存知の方も多いのではないでしょうか。

この言葉は、美輪明宏さんがよく仰っている法則になります。

詳しくは以下のサイトで説明されておりますのでご参照ください。

「正負の法則」とは、「人生では何かを得ると何かを失う」という法則です。この法則は、「良いことが起きた後、その反動で何か悪いことが起きる」とも表現できます。人生、良いことばかりは続きません。しかし、悪いことばかりも続きません。人生はそうして様々な悪いことや良いことで成り立っており、結果的に「プラスマイナスゼロ」になるというのが正負の法則です。

正負の法則ってなに? 正負の法則への対策方法8つや訪れる理由とは

簡単にご説明いたしますと「良いことの後には、嫌なことがある」という意味になります。

この記事では正負の法則と、その逆を意味する負正の法則についてお話をさせていただきます。

目次

負正の法則

正負の法則を江原啓之さんは、「負正の法則」とも仰っています。これは「嫌な事の後には良い事がある」という意味になります。

嫌な事が続く事もありますが、長いスパンでみれば、嫌な事がずっと続くことはありませんし、いずれ良い事がやってきますよね。

嫌な事が長いスパンになるか短いスパンになるかは私たちの行動次第になりますが、凹むような出来事があったとしても、そのあとすぐに良いことがある可能性もあります。

嫌な事が良い事の始まりの合図?

嫌な事があると凹みっぱなしになってしまう…という方もおられると思うのですが、「良いことが起こる前兆かもしれない!」そう思うだけで気持ちが楽になりますし、少し希望が持てるのではないでしょうか。

頑張って生きている限り、「負の後には正が来る」これは事実だと思いますので、そう思っていたら絶望する事もありません。

負正の法則はありますので、嫌な事がずっと続くとは考えずに気持ちを切り替えていきましょう。

正負の法則には偏りがある

ということで、この話はここまで!と言いたいところですが、実際のところどうでしょう…

人生を振り返ってみると、嫌な事が続く事もあり、良い事が続く事もある。正負の法則は規則正しく働くとは限りませんよね。

順調に人生のコマを進められているときは、良いこと50%・嫌なこと50%のようにバランスよく良い悪いを繰り返しますが…

順調に人生のコマを進められていないときは、良いこと10%・嫌なこと90%のように偏ります。

以前の私はまさにこれで、正負の法則を知ったとき、今日は嫌なことがたくさんあったから、明日はきっと良いことがあるさと希望を持つのですが…

翌日を迎えるとまた嫌な事が起きる、毎日毎日嫌なことを繰り返すので、正負の法則も負正の法則も「嘘ばりじゃないか」と思っていました。

平穏な時期であれば、正負の法則も負正の法則も当てはまりますが、絶頂期や低迷期にいる場合、 正負の法則はどちらかに偏ります。

正が少なく負の出来事を繰り返す原因とは?

絶頂期でいい事ばかり続いているならいいですが、低迷期だと負の出来事ばかりが続きます。

実は、こうして負の出来事に偏るときは、環境に問題がある可能性が高いです。

例えば、合わない仕事をしていた場合、仕事が遅くなったりミスが多くなりますよね。その結果、上司に怒られペナルティーを課せられ、周りから白い目で見られてしまう…

こうなってしまうと、毎日負の出来事を繰り返すことになります。毎日8時間9時間と会社で過ごすわけですから、そのような環境で正負の法則がバランスよく働くはずもなく、負の連続になります。

もしあなたが、正と負のバランスが明らかにおかしいと思うのであれば、環境に問題がないか考えてみてください。環境を変えるまでは負の連続を繰り返しますので、勇気を持った一歩が必要です。

毎日が辛いという方は、環境を変えなさいというメッセージをいただいている可能性がありますので、我慢するよりも環境改善の努力をして再出発することを視野に入れてみてください。

嫌なことの後に良い事がある負正の法則を働かせるポイント

嫌なことの後に良いことが起きるように、「負正の法則」を発動させるポイントをご紹介します。

※負正の法則とは?

嫌な出来事のあとに良い出来事が起こること

「負正の法則」発動のポイント
  1. 投げやりにならないこと
  2. 現実から目を背けないこと
  3. 誠心誠意対応すること
  4. 自分が優位な立場だとしても、それを言動に表さないこと

これをクリアできれば、ご褒美として良い出来事を与えてくれます。

ではさっそく事例をもとに検証。

事例

彼女と食事へ行ったら、スープに髪の毛が入っていてとても嫌な思いをしました。

あなたならどうしますか?

A、店員を呼びつけ激高する
B、何も言わず無かったことにする
C、冷静に事実を伝える

Aだったら…?

誠心誠意な対応でもないし、自分がお客という優位な立場にいることをいい事に激高していますよね。これだと単純に「負」を買うことになりますのでおすすめしません。

Bだったら…?

一見「優しくて大人」と思われるかも知れませんが、これだとお店のためもに他のお客様のためにもなりません。今後、誰かが同じ思いをしないようにきちんと伝えるのが大人の対応だと思います。

Cだったら…?

Cだったら①~④すべてクリア、現実から目を背けず他のお客様やお店の為にもなっている。こういう方は、投げやりでもなければ誠意もあり、大声を上げて威嚇しませんし、謙虚を兼ね備えた大人だと思います。

よってCが正解です。

つまり、正しいと思う事を大人な対応でしっかりできる方は、嫌な事を好転させる力があり、負正の法則も働きやすいということになります。

今回は外食を例に挙げましたが、人間関係にしても仕事にしても同じことが言えます。

嫌な出来事があっても、負正の法則で人生を好転できるようにしたいものですね。

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