離魂病(りこんびょう)・体から魂が抜け出る病

離魂病(りこんびょう)・体から魂が抜け出る病

「幽体離脱」という言葉をご存知の方も多いと思います。

寝ている時や生死の境にいる時に起こるもので、肉体から魂が抜けてしまう状態のことを言います。

では次に、「離魂病(こりんびょう)」という言葉をご存知でしょうか。

幽体離脱とは少し異なる部分がございますので、その違いも含めてご説明をさせていただきたいと思います。

目次

離魂病

離魂病(りこんびょう)も読んで字の如く、魂が肉体から離れる症状を言います。

とは言え、離魂病は幽体離脱とは少し違い…

「普段の生活の中で魂が抜けたり、意識がふたつある状態」のことであり、自分が自分ではないような…なんともしっくりこない感覚になります。

私は子供の頃、軽度ではありますが一種の離魂病と思われる症状を経験しています。

小学生の頃に良く体験していたのですが、離魂病は友達と遊んでいる時や自転車に乗っている普段の生活の中で突然やってきました。

自分の意識が体から抜けている感覚。自分が自分ではない感覚。体の中の自分と、もう一人の自分が存在する感覚。感覚の問題ですので言葉で説明するのは難しいですが、魂が半分体から抜けているような感覚に陥ります。

このような感覚は小学3〜5年生くらいが一番多かったと思います。このことを両親や友達に話しても意味がわからないと言われるので、人には言わず違和感を感じたまま過ごしていました。

この症状は突然やってくるのですが、放っておいたら次第に魂と体が合致して勝手に症状はおさまります。私の場合、離魂した違和感があるだけで生活に支障をきたすような重度なものではありませんでした。

ご相談者様の中には、私よりも症状の重い離魂病を経験されている方もおられます。以前、離魂病を経験された女性から実体験を聞くことができましたので紹介したいと思います。

以下、ご相談者様の文面です。

ご相談者様の離魂病の症状

20代前半~勤めていた病院で、いきなり身体を上に引っ張られ、その力は強烈で、まるでほんとに宇宙まで(でも感覚としては空高くって感じ)引っ張られて居なくなるんじゃないかと思える事があったのです。

引っ張られるときは毎回、同時に身体の症状を伴っていました。動悸、手に汗、背中から上にかけて熱くなり、フワッとします。

階段を登るような感覚の時もあったかな。

引っ張られるときは、すぐにしゃがみます。立ってられない状態になります。

しゃがんで、近くに在るしっかりした大きな机とか、棚に掴まるなどとっさに掴まるのです。

そのあと少しすると、二つの世界を同時に見る感じになります。

ひとつは肉体の眼が見ている光景。

もうひとつは、出ていったものが天上近くまでふわふわ浮いたり沈んだりしながらの光景。

離脱をすると残されてる私の肉体の方は、とっさに人が居ない所へ隠れたり、体に戻るまでじっと待っています。

一回同僚から話しかけられたことがありました。もう最悪です。意識が二つに別れているから、会話するにも意味を理解するのに時間差が生じます。

そして、会話で答えることも難儀するので「うん…」とか「そうだね…」で済ませました。

どれくらい続くのかはその時々で、数分だと思います。(時間見たことないので曖昧です)

今書いたことは、たまにありました。年に1、2回、続くときは年に4、5回?それが、怖がっていたにも関わらず、よく覚えていません。

ほぼ活動中に起こるのです。

少し前まで平均睡眠時間2、3時間で平気でした 。

逆に、今現在は眠気が襲うので、以前では考えられません!!

というお話でした。

睡眠不足が離魂病の原因となる事も

ちなみに今は、睡眠時間もとれるようになって離魂病の症状は出ないそうです。

ご相談者の場合は、慢性的な睡眠不足が解消されて離魂病の症状がおさまったとのことでした。

確かなことは言えませんが、ご相談者様の経験から推察する限りでは「生活習慣の改善で離魂病の症状がおさまる可能性がある」と言えるのかもしれません。

こればっかりは生まれ持った体質だと思いますが、いずれにしても離魂病は日常生活の中で起きる現象です。

離魂病が日常生活に支障をきたすほど重い症状であれば処置することも必要ですが、私のように軽い症状であれば放置しておいても問題ないと思います。

「自分も似たような体験をして悩んでいる」という方の参考になればと思い書かせて頂きました。

重い症状の場合でも、改善の余地はあると思いますので、相談すべき方に相談をし、一人で抱え込まないようにしてくださいね。

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