生きることが虚しい…
虚しい人生にどんな意味があるのか…
このようなお悩みを抱えていらっしゃる方にお読みいただきたい記事(鑑定事例)になります。
虚しい人生にも必ず意味があります。そしてそれは、虚しい人生で終わる為に起きていることではなく「虚しい人生を肯定する為に起きていること」になりますので、生き方次第で明るい未来を手にすることは十分可能であると言えます。
状況や環境、生まれ持った資質はみなさん異なりますが「どうすれば虚しい人生を充実した人生に変えられるのか?」という視点は、充実した人生を送る為のヒントになると思いますのでよろしければご覧ください。
仮名:舞子様
年齢:30代
性別:女性
— 状況説明 —
物心ついた時から周囲の大人の言動をおかしいと感じ、人生とは「イヤなことを我慢して世間体に合わせる」のが目的なんだと思って育ちました。
最初の就職は、運良く可愛がってくださる方もおり、比較的続きましたが、仕事以前からの心の空虚さを晴らすことができず、30歳頃には私生活を含めて様々なトラブルが噴出してきました。
以降、内勤の仕事で数回転職しましたが、いずれも業務以前に人の扱いがおかしく、そういった職場にしか入れず、同じ展開が繰り返されることが怖くなり今は休んでいます。
人が怖い自覚はなかったのですが「もう責任を負えない」「人の下手に出て奉仕できない」という気持ちがなかなか消えず、バイトでさえ条件や面接が奴隷的(人手不足の時期)でできませんでした。
それから数年が経ち、学童保育のバイトをしようかと思っています。昔から子供好きって訳ではなく、学校教育も大嫌いだったんですが、だからこそ偏差値ではない教育に興味があります。
知人から思春期の心のケアに向いてそうと言われたり、子供の頃からもっと工夫しようがあると感じたりしてきたことがあるだけで、資格も形式もまだ何もないのですが、親以外で子供の側にいて、見守って一緒に取り組むイメージです。
他に気になる点として、私は数字に弱く、国語(文学研究)は大学院レベルと能力にかなり偏りがあり、しかしこれでは実社会の実務に役立たないだろうと劣等感があり、何か意味あるのかなと思っています。
また、信頼する方から「条件を妥協しないで婚活した方がいい」と言われ、私は無職だし、結婚で幸せになると思ってこなかったので、スルーしていたのですが…もしかして後天的に結婚や家庭とはうまくいかないものだと刷り込まれているだけで、本来の私は結婚生活を望んでいる可能性もあるかも?と思えてきました。
決断、行動するのは自分ですが、このタイミングで信頼できる第三者に背中を押していただきたいと思い、門次郎様の真摯な姿勢が素晴らしく、ぜひご意見を伺いたいと思い、依頼させていただきます。

虚しいと感じる人生の意味とは?
今回、舞子様ご自身の人生を振り返るため、第三者の意見として門次郎をお選びいただきましたこと深く御礼申し上げます。
舞子様の想いに応えることができますように、順を追ってご説明をさせていただきますので何卒よろしくお願い申し上げます。
(本題へと入らせていただく前に…)
これまでの人生を肯定できないでいらっしゃるかもしれませんので、舞子様の人生について重要な点をお伝えさせていただきたいと存じます。
空虚感を抱きながら生きることになったのは「我慢をして合わせる生き方をしてきたこと」が原因ですが、その過程を経て今まで生きてこられたことは決して間違いではありませんし、無駄でもありません。
なぜなら“魂の成長”という視点で視た時、すべての過程が「意味のあること」であり、むしろ「順調に歩んでこられた」と言えるからです。
舞子様は人生をかけて空虚感を感じることで「意思を持って生きることの大切さ」を学ばれましたよね。
それは“知識”という浅はかなものではなく、魂に深く刻まれる“経験”によって得たものですので、今後何があっても失うことはありませんし、活かすことで舞子様の人生が輝いていきます。
それこそが舞子様の人生の醍醐味であり、今後はこれまでの人生で学んだ教訓を活かし、世の中に還元していく時期に入ります。
ですので「空虚感を抱きながら生きる人生は決して無駄ではなかった」ということは強くお伝えしたいですし、経験を活かす為にも「同じような気持ちで生きる人が一人でも減るように行動を起こしていただきたい」と存じます。
そうすることで、舞子様の人生が肯定されていきます。
前置きが長くなり大変申し訳ございません。
・今までの人生で学んだことを活かし世の中に還元していくとはどういうことなのか
・舞子様ご自身の人生が肯定されていくとはどういうことなのか
以下の中で詳しくご説明をさせていただきますので、お気持ちを整理しながらお読みいただけますと幸いに存じます。
空虚感が生まれた2つの理由
まずはじめに、舞子様の心の中に空虚感が生まれた理由を視ていきますと…
・我慢をして人に合わせてきたから
・自分の意思を伝えてこなかったから
この二つが大きいと感じます。
もともと、舞子様の魂は「我慢をして相手が満足するならグッと堪える(=相手の意思を尊重する)」そういう優しい資質をお持ちです。
これは「相手を思いやる気持ち」がなければできないことですので、舞子様が持つ優しさは非常に素晴らしいと言えます。しかし、何事もバランスが大切で…優しさが強く出過ぎてしまうと、我慢ばかりの人生となり空虚感を生み出すきっかけにもなります。
虚しさを感じて生きてきた方の人生の課題とは?
虚しさを感じて生きてきた方の人生の課題は…
・空虚感を抱いて生きる人生から教訓を得る
・得た教訓を後世に伝える
もちろん、他にも人生の課題はありますが「虚しさ」の先にある学びとして、上記二つを成し遂げることが大きいと言えます。
つまり「人生を通じて自分の意思を尊重できない魂の弱さを克服し、自分の意思を持って生きることの大切さを後世に伝えることが課題になっている」ということです。
知識で語る人生論は人の胸には響きませんが、経験で語る人生論は人の胸に響きます。舞子様の言葉もそうです。人生をかけて学んできた舞子様の言葉には真実味があり、人の心の奥底に届けることができます。
「人生の前半で学んできた教訓を後世に伝えることが課題だ」と考えると、これまでの人生は決して間違いではありません。
今後は「意思を持って生きることの大切さを教えながら、自分もそれを実践していく」という段階に入りますので、今後考えるべきポイントは「どのような形で実践していくか」ということになります。
舞子様は控え目な性格をされていますが、お写真を拝見しておりますと…実はその裏に熱い想いが隠されていて、うずうずしてモヤモヤしていらっしゃる何とも言えない感情が伝わってきます。
“何とも言えない感情はなぜ湧き起こるのか?”
それは「舞子様の背中を押すため」であり、違う言葉で言い換えるならば「本能・魂の叫び」になるのですが、これは「後世に伝えること」で晴らすことができます。
虚しさを感じた経験を後世に伝えることで人生が肯定される
舞子様の人生の課題は『空虚感を抱きながら生きてきた人生を活かしていくこと』であり、それを成し遂げることで過去の人生が肯定されていきます。
分かりやすく言い換えますと「過去の経験を活かした先に、充実した未来が待っている」ということです。
「虚しいと感じながら生きてきた経験」を後世に伝えていく
↓
伝えられた方が幸せへと導かれる
↓
虚しさを感じて生きてきた過去が肯定される
↓
誰かの役に立ち自己肯定感が高まる
↓
課題克服へと繋がる
上記のような段階を今後は踏んでいくと考えられますので、過去に自信を持って、そして明るい気持ちでこれからの未来を歩んでいただきたいと存じます。
では、これまでの人生を活かすために、どういう分野の仕事がいいのかご説明をさせていただきますね。
虚しいと感じた人生を活かす仕事

上記にて、舞子様の人生の課題は「人生の前半で学んできた教訓を後世に伝えること」というお話をさせていただきましたが、舞子様は『後世』と聞いた時どのようなイメージを持たれたでしょうか。
きっと「自分よりも年下(子供たち)」をイメージされたと思うのですが、その方向性で間違いありません。
既に、知人から気づきのメッセージ(「思春期の心のケアに向いてそうと言われた」)を受け取っておられますが、「進むべきヒントを与えられている」ということは「守護霊らにしっかりと導かれている」と言えますので、舞子様が歩んできた人生はこれからの人生を輝かせるために必要な経験だったと捉えることができます。
ですので、これからの舞子様はお子様のような未来ある若者に「もっとこうすべきだった」と思うこと、そして「意思を持って生きることの大切さ」を伝えていくべきです。
学童保育という環境であればそれができると思いますので、良い選択肢の一つだと思いますが、そこに拘る必要もありません。ポイントとなるのは「若い世代に意思を持って生きることの大切さを伝えられる立場の仕事をすること」ですので、そこさえブレなければどんな仕事でも構いません。
いろいろな仕事がありますが「後世に伝える以外の仕事」はこれまでの繰り返しになり、あまりいい結果を招かないと思いますので、ポイントだけは押さえていただけますと幸いです。(ポイントからズレた仕事になりますと…これまでの人生を肯定することができませんので、いつまで経っても空虚感は拭えず、出口のない迷路を彷徨うことになります)
前半戦=空虚感に苛まれることが多かった人生
後半戦=ポイントを押さえた仕事を選べば「充実した毎日」という特典が付いている人生
これからは、人生をかけて学んでいる課題の後半戦です。
今までとは畑違いの仕事になるかもしれませんが、意を決して「後世に伝えられる環境」に飛び込んでみてください。
舞子様のように控え目なお子様は、舞子様と同じような空虚感を抱きながら生きる可能性があります。そうした可能性のある子を一人でも多く救っていただき、明るい未来に導いてあげてください。
そしていつか「舞子様のおかげで幸せになることができた!」と言う子が出てくると思います。
そうなった時、更なる喜びを得ることができますし、言葉にならない充実感を得ることができ「自分の経験すべては無駄じゃなかったんだ。意味があったんだ。」と心から納得することができるはずです。
虚しい気持ちを充実に変えるのは結婚や子育てではない

結婚や子育てに関しましては「望んでいない訳ではない」けれども「それが一番という訳でもない」という感じであり、
優先順位としては…
課題をクリアすることが一番
結婚や子育てはその次
ということになります。
その根拠について、以下詳しくご説明をさせていただきます。
広く伝えることで虚しさを解消する
例えば、結婚をしてお子様を授かり、仕事を辞めて専業主婦になったとします。
毎日家事と育児…その環境で「後世に伝える課題に十分取り組めるのか」と考えた時、舞子様はどのように感じますか?
子供を授かれば子供第一優先になりますし、自分のことを考える余裕などないのではないでしょうか。
課題について…
「後世に伝えるのであれば、対象が自分の子供でもいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。確かに、自分の子供がしっかりとした意思を持ってくれたら喜びも大きいと思いますが…それだけでは不十分なのです。
これまで人生をかけて得てきた気づきは、自分の子供だけではなくもっと広い範囲に伝えなければ、満足のいく形で課題をクリアできず、不完全燃焼になってしまいます。
その結果、空虚感を拭えないまま歳月が流れ、いつまで経っても人生を肯定することができない状態が続きます。
ですので【他人の子】という広い範囲に伝えていく必要がありますし、それができた時に人生は肯定され、心が満たされます。
結婚をして子供がいてもできないことはありませんが、舞子様はとても真面目な方ですし要領よくするのは得意ではないと思いますので、無理が祟りキャパオーバーになるかもしれません。
キャパオーバーになると、仕事も家庭も手につかないことにもなりかねませんので、一つずつ確実に取り組まれた方がいいと思います。
そう考えた時に、人生の課題である【後世に伝えること】を優先することが第一だと思いますし、ある程度その形ができてからご結婚をされた方がいいのではないでしょうか。
結婚を優先すると虚しさを解消できない
もともと結婚に重きを置いていらっしゃる訳ではありませんし、結婚は二の次という位置づけになるのですが、先ほど申し上げましたように、課題をクリアする前に結婚をすると虚しさを解消できない人生になる可能性がある為、今の段階で結婚を考えるのはおすすめしません。
結婚を考えてもいいのは、後世に伝えることができた充実感や満足感を得られるようになってからであり、ご自身の中で納得できてからです。今はまだ結婚を考えるには早く「まだまだやり残したことがある」という段階です。
それに、現在の舞子様を視させていただくと、それほど結婚願望が強いようには視えないのですがいかがでしょうか。
「私は一番に結婚がしたいんだ!」という強い気持ちがあるならまだしも、「結婚した方がいい気がする…」程度の気持ちで結婚をすると、課題をクリアできないことも相まって後悔することになります。
舞子様の魂は、結婚や子育てを望んでいない訳ではないのですが、優先順位として後世に伝えることが一番になっておりますので、結婚はまだ先だと思いますし、子育てよりも後世に伝えることを優先した方が人生の満足度も高まると思います。
結婚の時期は虚しい気持ちが解消されてから
結婚するのに最適な時期は「課題を成し遂げたことに、ある程度満足できるようになってから」の方が良く、そういった意味では舞子様の気持ち次第かもしれません。
ですが、現在の舞子様から結婚を視させていただくと「まだまだ先になる可能性」を感じます。
未来は刻一刻と変わりますし、自分の意思一つで変わりますので当てにはなりませんが、現状から視た限りでは40歳前後くらいが婚期になるのではないかと思います。
と言いますのは、そのくらいの年齢になると、課題をある程度クリアして満足していることや、出産適齢期の関係で結婚願望が高まると考えられるからです。
それまであまり強くなかった結婚願望が強くなり、結婚に至りやすい時期になるのではと感じます。
ですので、今は結婚に焦る必要はないですし、時期が来たら結婚願望に火がつきますので、それからでも遅くはないと思います。
繰り返しになりますが、結婚や出産を優先すると人生の課題が不完全燃焼となり、これまでの人生を肯定できなくなります。
せっかく、人生をかけた魂の課題に取り組んでこられたのですから、課題をクリアすることを第一としていただき、充実した人生をつくり上げていただきたいと思います。
きっと、充実した毎日が送れるようになりますので、後世に伝えることができる場所でご活躍いただければ幸いに存じます。
過去の経験を未来に活かすことで人生が肯定される
「過去の経験を未来に活かすこと」その過程の中に、魂の学びや喜びがあり、一つ一つの過去を肯定していくことができる…というお話をさせていただきましたが、舞子様と私の人生は違うにしろ「歩んでいる過程」は似ているなと感じました。
ですので、余談ではございますが…私の経験談も少し補足として付け加えさせていただきますね。
プロフィールにもありますように私は過去、
・愛されない心の寂しさ
・病気で身動き取れない苦しさ
・暴力を受ける側の辛さ
・借金をして追い詰められた時の絶望感
・生きている意味さえ見失った瞬間
・自分に自信が持てず怠惰で生きた時間
・周りに合わせ自分の意思を封印
という経験をしてきました。
当時は「なぜ自分がこんな経験をしなければならないのか」全く理解できませんでしたし、辛い経験に意味を見つけ希望を見出すなんて絶対に無理だと思っていました。(=自己否定&自己肯定感低下)
しかし、いろいろな過程を経て…
・未熟な私でも誰かの力になれることがあるのではないか
・私と同じような辛い経験している人がいたら「解決する道はある」と伝えたい
・私と同じような辛い経験をする人を一人でも減らしたい
など、「誰かのために生きたい」と思い始めるようになり、スピリチュアルカウンセラーとしての仕事を始めたのですが…最初の頃はこの仕事が自分の過去を肯定していくことになるとは想像もしていませんでした。ただ「過去を糧にしたい…過去には意味があったと思いたい…誰かのために生きたい…」その一心で、ご相談者様と向き合って参りました。
その結果、決して見返りを求めていた訳ではありませんが…
・アドバイスのお陰で転職できました
・思考を変えたら運命の人に出会えました
・相談してよかったです
など、ご相談者様からありがたいお言葉を頂戴する機会も増え、その度に私は「あぁ、あの時あの経験をしてよかった…あの経験があったから寄り添うことができるんだ…過去があるから今あるんだ…」と少しずつ自分の過去を肯定することができ、今では「すべてが意味のある経験だった!辛かったけど過去にいろんな経験をしてきて本当に良かった!」と心から思えるようになったのです。
大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、今の私がいるのは過去を一つ一つ肯定してくれた多くの皆さまのお陰であり、もしこの仕事をしていなければ今の自分は存在していないと思いますし、もし私が過去の経験を活かせない仕事をしていたら…きっと、今もまだ「なんのために生きているんだろう」と生きる意味を模索していたと思います。
長い身の上話のなり申し訳ございません。
舞子様と私の人生はまったく異なりますが、「過去の経験を未来に活かす仕事をする」その結果「人生が充実していく」という点は同じだと思います。
ちなみに…私は今とても幸せです。
自分の過去を肯定してくれたご相談者様と今の奥さんには感謝しかありません。
舞子様にもきっと“過去が花開く瞬間”が訪れますので、今までの人生に自信を持って歩み続けてくださいね。
舞子様の幸せを心よりお祈り申し上げます。
虚しい人生の意味や課題【虚しさ解消する方法】実際の事例のご感想
門次郎さま
なんと言っていいかわからないくらい、すごいと思いました。
そうなんです、私は自分の子や家族が欲しいという願望はあまりなく、今を生きている子どもたちや、これからを生きる人に、それぞれの持ち味を最大限に活かして欲しいという思いの方が強いのでした。
自分の中で潜在的に思ってたことが、思いのほかハッキリ表わされていて、門次郎さまと対話しながら、同時に自分と対話しているような不思議な感覚になりました。
文学研究についてまで調べていただき、ありがとうございます。仰る通り、この能力は、これからの私の仕事や、現在の門次郎さまのようなお仕事には、活用できるものであると思われ、その点で考えましても、門次郎さまと私の歩む道は似ているなぁと、私も思いました。(僭越ながら)
私は「やりたいことに挑戦すること」の経験が少なく、それが意外に怖かったり、前半生の自分のダメージを自覚できてなかったりしたので(自分ではもっとすぐ動けると思っていた)、門次郎さまがご自身の経験まで書いてくださったのが、説得力があり励まされました。
鑑定を受けた直後より後に、じわじわとそう感じました。
本当にありがとうございます。
門次郎さまの鑑定でいただいた言葉を大切にし、時々サイトを見ながら、私も歩んでいきます。
人生の指針となるような深い内容で、なかなか感動も書き切れず、また今回の鑑定で非常に満足し、今後ご相談する内容があるかどうかわかりませんが、門次郎さまとのご縁を大切にし、今後とも参考にさせていただき、私も精進してまいります。
ありがとうございました!