断るのが面倒くさくてつい放置しちゃった~
という経験ありませんか?
中途半端なことはしてはいけないと頭では分かっていても、ついつい面倒くささが勝ってしまうお気持ちは分かります。
ですが、やはりそれは良くないこと…ですよね。
具体的にどう良くないのか?
以下、私なりの見解を書かせていただきました。
お店にキャンセルの連絡をせずに放置したことのある方、断る勇気のない方に向けた記事になります。
お断り、予約キャンセルの連絡はすべき
例えば、飲食店の予約の場合
「予約をしたけど飲み会が中止になった」ということはよくある話だと思うのですが…
「予約を入れたけれど、電話番号と苗字しか伝えてないし、キャンセル料もかからないから連絡しなくてもいいか。常連客でもないし…」みたいな考えがよぎった経験はありませんか。
電話やネット予約の場合、相手の顔が見えないのでついつい放置しがちですが、画面の向こうに人がいることを忘れてはいけません。
予約を入れた時点で、画面の向こうでは人や物だけではなく”お金”も動いています。
(偉そうなことを言っていますが、私もそういうことをしてたくさんの方に迷惑をかけてきました…)
ですので、常識的に良くないのはもちろんのこと、「キャンセルの連絡をしない=自分の行いに責任を持たない」ということになりますので、スピリチュアル的にみても良いこととは言えません。
なぜなら、迷惑をかけて責任を持たないのは「負を買うこと(悪業を積み重ねること)」になり、あなたが責任を持たなかったことがいずれ自分に返ってきて、約束を破られる側になるからです。
キャンセルならキャンセルと一言連絡するだけで、お店側への迷惑も最小限に抑えられますし、負を買わずに済む。つまり、それが「自分がしたことへの責任を果たす」ということ。
どこの誰だか分からないから適当でいいやという考えはやめて、自分の言動に責任を持つようにしましょう。
断りを入れなかった奥さんに因果応報な出来事が…
ここで一つ、奥さんの身に起きた事例をご紹介させていただきます。
このお話は「ちょっとしたことでも怠けてしまうと、やはり自分に返ってくる」という失敗談。
奥さん自ら作った「負」のお話です。
去年、パソコンを購入した際、「お得なカードを作りませんか?」とお店の方に言われ…
「カードを作るだけでポイントがもらえるならお得だし~年会費も無料だし申し込んでもいいか」という結論になり、とりあえず申し込みをしました。
しかし、気分屋な奥さんは家に帰ると…
「もうカードはあるし、新たに作るのはやめよう」と考え直しました。
結果奥さんは、カード会社から確認の電話がきても数日間ずっと出ませんでした。
断るのが面倒くさいという理由、つまり怠惰です。
何度も電話がくるので、最終的にはメールでお断りをしていましたが、断ることを決めていたのなら早めに伝えるべきですよね。
早く断っていれば、カード会社の方に迷惑をかけずに済んだし、奥さんも早くすっきりすることができたのに…
負を買った奥さんにさっそく起きた因果応報
そんな奥さんには
「放置されるとどんな気持ちになるのか」
「無視されるとどんな気持ちになるのか」
自らが体験して考えよう~
という試練がすぐにやってきました。
そう、因果応報です。
『問い合わせをしたのに返事が来ない』
『知人へ連絡したのに返答なし』
『外食で注文したのに忘れられてた』等。
親しい間柄であったとしても、仕事の付き合いだったとしても、会ったことのない相手だったとしても、「放置」は良くないということを身をもって学んだ奥さんなのでした…。
断らずに放置してしまう方も、相手の気持ちになれば断りを入れた方がいいということはお分かりになっていると思います。
何かと理由をつけて放置するのは怠惰ですし、そのようなことを繰り返していると自分に返ってきますので、自分にとってもいいこととは言えません。
相手のためはもちろんのこと、自分のためにも放置せずにしっかりとお断りしましょう。
断る勇気は自分のみならず相手の為でもある
そして、学んだことがもう一つ「断る勇気を持ちなさい」ということ。
性格にもよりますが、断るのは勇気がいりますよね。
今でもそうですが、私は断ることに対し、相手が残念がるだろうと少なからず考えてしまいます。
しかし、今は「ハッキリ断った方が相手のためになる」と分かりましたので放置するようなことは無くなりましたが、若い頃は、残念がられるのが嫌でなかなか断れず放置してしまう…ということがありました。
恋愛なら、別れを告げることができず、何かと理由をつけて自然消滅を待ってしまう感じです。
自然消滅は自分は楽かもしれませんが、相手は気持ちを整理できず、ずっとモヤモヤしますよね。
相手を本当に気遣うなら、断る勇気を持つべきです。長々引っ張って相手の時間を奪うより、しっかりとお断りするのが筋です。
あなたの意思が変わらないのなら、相手立場になってお断りをするのは決して間違いではありませんので、うやむやにして逃げるのではなく、きっちりケリをつけるようにしましょう。
最後に、厳しい言い方になりますが…
断る勇気が持てないのは「自分が嫌な思いをしたくないから」という保身のため。
それでは人を大切にしているとは言えません。
人を大切にしない人は「人から大切にされない(人から雑に扱われる)」という人生を歩むことになります。
断る勇気、それはつまり”優しさ”でもありますので、断るべき時はしっかりとお断りするようにしてください。
予約のキャンセルにしても、何かを断るにしても、断る行為に少なからず罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、それはお互いにとっていいことですので、断る時はしっかりとお断りをしましょう。
しつこいようですが、今のあなたの言動が未来のあなたを築いています。
ちょっとした怠惰が自分に返ってきますので、相手の立場を考えた行動をするようにしてくださいね。