自分自身が自殺を考えている…
身近な人が自殺を考えている…
もしそのような方がおられましたら、この記事を一度、流し読みでも構いませんので読んでいただけたら幸いです。
自殺をしたらどうなるのか?
苦しみから逃れられるのか?
結論から申し上げますと
「自殺をしたら地獄に堕とされる」
又、一説によれば
「自殺後の世界には暗闇地獄がある」
と言われております。
そして、私は過去難病を患い生死を彷徨っていた時、臨死体験を通じて、その”暗闇地獄”を目の当たりにしました。
自殺をすると本当に暗闇地獄に堕とされるのか?
私が体験した暗闇地獄が自殺後の世界なのか?
真実は私にも分かりませんが、少なくとも暗闇地獄を体験したのは確かですので、ここではその時のお話を詳しくさせていただきたいと思います。
本気で自殺を考えたことのある人の割合
まず、自殺を実行する前に知っていただきたいのは「人生の中で自殺を考える人は少なくない(自殺を考える人は自分が思っている以上に存在している)」ということです。
私達の魂は、自身を成長させるためにこの世へ生まれてきていますので、楽しいこともあれば、辛いことも当然のように起こります。
ですので、一度は本気で自殺を考えるのが、多くの方の人生であり、自殺を考える事自体珍しいことではないと言えます。
皆、何かしらの試練と向き合い、乗り越えながら生きています。
では、一体どれくらいの人が自殺を考えたことがあるのか?
男女400人を対象としたアンケート調査を行いましたので、その結果からご紹介いたします。
20代~50代の男女400人に聞きました。
本気で自殺を考えたことがありますか?
年代別・本気で自殺を考えたことのある人の割合(%)
本気で自殺を考えたことがある人は36%もいます。
多いと思いませんか?
年代別に見ると、若い世代のほうが自殺を考えやすい傾向があり、現代社会の闇を感じます。
そして、本当に自殺をしてしまう人がいる一方で、自殺を思いとどまった人たちが後に、口を揃えて「あの時自殺しなくてよかった」と答えているのも事実です。
私も本気で自殺を考えた時期がありましたが、本当に死ななくてよかったと今では思うようになりました。
なぜなら、自殺を考えている時は人生のどん底、あとは這い上がるしかないからです。
悩んでいる時は、なかなかポジティブにはなれないかもしれませんが、自殺を思いとどまった人には必ず「自殺をしなくてよかった」と思える未来がやってきますので、まずは「一日一日をどのように乗り越えていくか」ということから考えてみてほしいなと思います。
自殺をすると地獄へ堕ちると言われている
冒頭でもお伝えいたしましたが、「自殺をすると地獄へ堕ちる」と言われています。
自殺をしたい人にとっては、「この世でこれ以上の生き恥や苦しい想いをするなら、地獄で苦しむ方がマシだ!」と思われるかもしれません。
そのお気持ちは、私も自殺を考えていた人間ですのでよくわかります。
しかし、この世は時間が流れてますので、この世の地獄にはいつか終わりがきます。
奈落の底へ堕ちても這い上がれるチャンスが1%でも残っています。
ですが、自殺をするとそのチャンスは0%です。
自殺をすれば時は止まり、
地獄の苦しみから逃れる術はない…
一瞬たりとも休まる時はない…
地獄の苦しみから解放されることもない…
眠ることなく、ずっと苦しみが続きます。
地獄へ堕ちてから後悔して、どんなにやり直したいと思っても、もう遅い…
生き地獄であれば、寿命がくれば普通に死後の世界に行き、生き地獄から解放されますが、地獄に逃げ道は用意されていません。
一体どんな地獄が待っているというのか…?
一説による「暗闇地獄」について、以下お話をさせていただきます。
自殺後訪れる暗闇地獄
自殺をすると地獄へ堕ちますが、一口に「地獄」といってもたくさんの説があり、私が経験したのは「自殺後は寿命がくるまで暗闇の中で自殺したことを後悔する=暗闇地獄」というものでした。
しかし正確には、私は自殺をした訳ではなく、臨死体験(20代の頃、病気によって生死を彷徨った)になりますので…
なぜ、自殺していないのに地獄を体験させられたのか…?不思議に思いますよね。
私自身も不思議だったのですが、その後、何年も経ってからその意味がわかりました。
臨死体験後、私は「自殺を実行する寸前」まで追い詰められたのですが、地獄を経験していたお陰で何とか思いとどまることができました。
つまりは、(憶測にすぎませんが)「”自殺をすれば地獄が待っている”と分からせるため」に、経験をさせられたのではないかということです。
しかし、追い詰められていた当時は、自殺をすれば地獄に堕ちるとわかっていても、冷静な判断をすることができず、自殺のことで頭が一杯でした。
その傍ら「また暗闇地獄に行かなかければいけない」という恐怖もあり、実行には至らず躊躇する時間が続いて行きました。
もしも、私と同じように自殺を考えている方がいるのなら、もう少し話を聞いてください。
私の経験した暗闇地獄であろう地獄が「どういうところか」「自分がどうなるのか」お話いたします。
自殺後訪れる暗闇地獄の体験談
私は20代の時に突如難病にかかり、発症から5日ほどで危篤状態になりました。
意識のない私は、何もない真っ暗な世界、暗闇地獄であろう地獄へ堕とされました。
暗闇地獄には、暗闇があるだけで本当に何もありません。
方向感覚もなければ、肉体もない、体の感覚もない、時間もない、匂いもない、音もない、風もない、何も見えない、そこにあるのは、自分の意識と後悔の念だけ…
真っ暗な世界で自分の人生を振り返り、生き方、行い、もうやり直せない無念…その感情が溢れ出ます。
暗闇地獄では、なぜか心が清くなります。
そして、生きている時には感じなかった、気が狂うほどの後悔の念に襲われるのです。
思い出すのは「愛を持って生きることを決めて生まれてきたこと」「それを忘れ欲望のままに生きてきたこと」です。
誰もが、愛を持って生きることを決めて生まれてきますが、暗闇地獄ではそのことを思い出します。
暗闇地獄で、自分のしてきたことを後悔し反省し、胸が張り裂ける想いで叫び続ける時間が続きます。
しかし、叫び続けても音のない世界ですので声は出ません。心の中で狂気に叫び続ける時間が続くのです。
人生を振り返り、取り返しのつかない過ちを犯していたことを後悔し、誰もいない真っ暗な世界で狂い続ける…
どこかへ行こうと思っても、肉体のない真っ暗な世界では動いているのか止まっているのかもわかりません。
自殺をした人が暗闇地獄に行くという一説が本当なら、私の体験した世界に行くのかもしれません。
生き地獄と違い、暗闇地獄に逃げ道はありません。
再び死ぬこともできず、苦しみしかない世界でずっと苦しみ続ける…それが暗闇地獄です。
私はその時、改心すると誓い命乞いをしました。だから死なずに済んだとは思いませんが、私が生きているのは「地獄を体験するためのもの」だったからでしょう。
暗闇地獄はいつまで続くのか、一説によると、本来の寿命が来るまで、暗闇地獄から抜け出せないそうです。
自殺後に後悔するよりもプライドを捨てる
生きてる限り解決のチャンスは巡ってきます。そして、いつか苦しみに終わりがきます。
苦しみから逃れるヒントは、日々の暮らしの中で与えられているはずです。
ヒントから目を逸らさずに、本当に向き合うべきことは何なのかを考えてください。
生きる意味がなかろうが、人に迷惑かけようが、命ある限り絶対に生きることが私達に与えられた使命です。
「生きる意味がわからない」とよく耳にしますが、生きる意味は『生きること!』です。この世を経験することに大きな意味があります。
あなたの魂は、生きたいから生まれてきています。忘れているだけで、愛を学ぶために生まれてきています。
自殺しないために、あなたを自殺に追い込む事柄から逃げるのも方法でしょう。
生きるためにプライドを捨てるのも方法でしょう。
たとえ地を這いバカにされても、生きるためにできることをしてください。
それがあなたを救う第一歩になります。
自殺をするほど愚かな事はありません。
はじめに申し上げましたが、自殺を思いとどまった多くの人は「あの時自殺しなくてよかった」と口を揃えて言うようになります。
取り返しのつかない後悔をするよりも、どんな事をしてでも生き抜く選択をすれば、今の苦しみから逃れられる日が来るはずです。
どうか、死ぬ前に、最後の悪あがきをしてください。
それが、あなたが救われるたった一つの方法かもしれません。
生きていれば必ず希望を持てる日が来ます。
「生き抜く選択」をしてください。
繰り返しになりますが
自殺をして暗闇の世界で苦しみもがき続けるのか…
この世でチャンスを待って生き続けるのか…
自殺をすれば、やり直すチャンスはありません。
しかし、生きていれば僅かでもチャンスがあります。
苦しくて辛くても、何年後、何ヶ月後、何週間後に状況が変わるかもしれません…
自ら状況や思考を変えれば必ず変わる日が来ます。
死んでしまえば、その可能性を自ら閉ざしてしまうことになります。
地獄に「癒される時間、息をつく暇」は一瞬たりともありません…
本来の寿命が来るまで地獄で苦しむと言われています。
生きることがどんなに辛くとも、あの世の地獄にくらべれば比でありません…
暗闇地獄には、この世で経験できないほどの苦しみがあります。
どんなに辛くとも、生き恥を晒そうとも自ら命を絶つことだけはしてはいけません。
死んでから更に苦しむくらいなら、この世で数十年苦しんで、寿命がきて苦しみから解放されたほうがいいと思いませんか?
自殺を目的として生まれてきた人は誰一人いません。
自殺をしないで済む方法が、何かあるはずです。
プライドを捨て、生き抜くことだけを考えてみて下さい。
必ずどこかに抜け道があります。
「その抜け道をあなたが受け入れるかどうかにかかっているだけ」ではないでしょうか。
私は、自殺直前に悪あがきをしました。それが功を奏し、本気で自殺を考えた35歳の時から約10年、今も尚生き続けることができています。
あなたにも、生きるために何かできることがあるはずです。
どうか最後の力を振り絞り、生きる選択してください。