病気をするスピリチュアルの意味・病状からみる3つの意味の違いとは?

病気をするスピリチュアルの意味・病状からみる3つの意味の違いとは?

この記事では、病気(呼吸器、目、耳、消化器)をするスピリチュアルの意味と、私が実際に体験した胃潰瘍と急性肝炎にはどんな意味があったのかをご紹介したいと思います。

目次

3種類に分けられる病の意味

これまで一度も病気をしたことがない人はいないと思いますが、スピリチュアルでは「病気には意味がある」とされています。

普通に考えても、病気をしたことのない人に病気の辛さは分かりませんよね。

熱が出たことのない人に「熱が出て死にそうだ〜ちょっと休ませて…」と訴えても、全く理解してくれないでしょう。

人は病気をするからこそ、病気の辛さを知り、病床に倒れている人の辛さを想像でき、思いやりを持てるようになります。これだけでも、病気は人の成長の糧になると言えます。

では、病気にはどんなスピリチュアルメッセージが込められているのか?

病気は「肉体と魂が不調和を起こし、ズレが生じることによって発症する」と考えられており、スピリチュアル視点での病気の種類は大きく3種だと言われています。

その3種類とは「肉体の病」「宿命の病」「運命の病」です。

これらの病について、それぞれの意味をお話しさせて頂きたいと思います。

あなたが過去に経験した病気も、現在治療中の病気も、この3種類のどれかに当てはまると思います。

肉体の病

「肉体の病」とは、その名のとおり…肉体を酷使しすぎて病気を引き起こす病のことを指します。

例えば…

寝る間を惜しんで、朝から晩まで働き続けていたら過労で倒れてしまった…

まともな食事を摂らず、ハードな仕事を続けていたら貧血で倒れてしまった…

寝不足で免疫力が低下して、病気にかかりやすい状態になってしまった…

など、体に大きな負担を掛けたことによって発症する病を言います。

これらの病気は、休息をとれば治ることが多く「このまま無理を続ければ大変なことになるから、少し休みなさい」という守護霊からのメッセージが隠されていることもあります。

倒れるくらいしんどくなる…というのは本当に辛いことではありますが、命を失ってから後悔しても遅すぎますので「守ってもらったんだ」と前向きに解釈したいものです。

宿命の病

「宿命」とは、生まれる前から決めてきたこと…

よって「宿命の病」とは、生まれる前から決めてきた避けては通れない病であると言えます。

言い換えますと、魂がこの世で経験すべき事のひとつとして、病気になる事が決まっていた病であり、その症状や状態は人それぞれ異なります。

例えば…
生まれつきの病を患う
命にかかわる大きな病気をする
生死を彷徨う病気をする
後遺症が残るような事故等

宿命の病気は『病気を受け入れて、病気と共に生きていくこと』が課題となっているため、治そうとする力や前向きに生きようとする力、病気を受け入れた上で人生を構築していく力など、自分の宿命とうまく付き合い、その中で自分自身の力を最大限に活かしていくことが大切になります。

ドキュメント番組などでもありますが、パラリンピックなどに出場する方はとても輝いていますよね。

それは、ありのままの自分を受け入れ、諦めずに歩み続ける強さ、負けない強さを備えていらっしゃるからだと思います。

宿命を受け入れ歩き出すことで、人は輝きます。私は、頑張る方々からとても勇気をもらいます。

病気やケガを通じて、人の闇を知ることもあるでしょう。その反対に、人の愛を知ることもあるでしょう。

宿命の病は、本人だけではなく、その周りにいる人達にも大きな大きな学びを与えてくれます。

病には、必ず何らかのメッセージが込められていますので、病気の意味を考え今後の人生に役立てましょう。

運命の病(思い癖の病)

「運命の病」とは、この世を生きる中で自分を追い込んでしまう思考などが原因の病であり、「思い癖の病」とも言われています。

肉体の病とは違い、肉体を酷使したことが原因ではなく、精神的な問題から引き起こされた病気のことを「運命の病」と言います。

怒り、完璧主義、神経質、マイナス思考、不安など、ネガティヴなものに囚われすぎると、運命の病気を引き起こします。

いつもイライラしていたら胃潰瘍になったり、いつもクヨクヨしていたら肝炎になったり、肉体にダメージがでるだけではなく、精神病としても症状が現れます。

こうした思い癖が原因の病気は、魂の悪い癖に気づかせるための病気です。この世は、弱さを炙り出される世界ですから、病気を通じて魂の弱さを知らされているのです。

運命の病は、病状や状況によりメッセージは様々です。

スピリチュアルでは、運命の病の意味で以下のような見解もあります。

例えば、

[呼吸器系の病気]
人を束縛したり、追い詰めたりすることで、人を息苦しい気持ちにさせている人がなりやすい。

[目の病気]
注意深さに欠けている人は、しっかり物事を見なさいという意味から目のトラブルになりやすい。

[耳の病気]
人の話に聞く耳を持たない横柄な人は、耳のトラブルになりやすい。

[消化器系の病気]
自我の強い人は頭痛、融通のきかない人は関節痛、不平不満の多い人は消化器系のトラブルなど…

運命の病は、思い癖の病気です。ですので、自身の正すべき欠点を指摘されている病と言えます。思考を変えなければ治りが悪かったり、再発したりする病とも言えるのではないでしょうか。逆に、思考が変われば治っていく病とも言えると思います。

自分の病が思い癖が原因ではないかを考えるのは、病気の回復、自身の成長のためにも良いことだと思いますので、思い当たる節がないか考えてみてください。

私自身、あれこれ思い当たる節がありますので、若い頃にした思い癖の病のお話をさせて頂きたいと思います。

胃と肝臓の病気になった意味

「病は気から」ということわざがあります。

このことわざに、頷ける人も多いのではないでしょうか?

その意味は「病気は、その人の心の持ち方次第で軽くもなり、重くもなるということ。」まさに、運命の病(思い癖の病)のことです。

私は10代の頃、病は気から?的な思い癖の病気をしています。

その原因となった出来事を2つ…恥を忍んで私の恋愛話をお話したいと思います。

運命の病の経験談

[急性肝炎]
10代の頃、バイト先で一人の女性を好きになりました。

しかし、彼女には彼氏が居ました。

彼女曰く、彼と別れようかと悩んでいるとのことでした。

その女性とプライベートで会う仲になり、そろそろ彼と別れるのかな?と思っていた頃、私に恋敵が現れました。

同じバイト先のイケメンです。

私がアタフタしているうちに、イケメンと彼女は結ばれてしまいました。

ある日電話で…
「私、イケメン君と付き合うことにしたの、でもバイト先では普通に接してね!」

ガーン…
あれほど俺と仲良くしてたのに?
つい先日だって、次の約束したばかりなのに…

いくら後悔しても過ぎた時間は戻りません。私の恋は儚く散りました…

そのイケメン君と彼女は、皆に祝福され職場でも熱々ぶりを発揮します。

忘れようにも、職場が同じで2人がイチャイチャしている現場を目の当たりにするようになった私は…

どうせ俺は…
どうせ俺は…
敗者だから…
と、クヨクヨ落ち込む日々が続きました。

二人の熱々ぶりを目の当たりにして半年ほど経ち、私の体に異変が⁈

扁桃腺が腫れ高熱が出たので、バイトを休むことになりました。病院へ行くと、急性肝炎と診断されました。

その時、医師に言われたのは
「最近クヨクヨしてなかった?」「クヨクヨすると肝臓に出るんだよ」

私は「なんでわかるんだ…」と思いましたが「失恋で…」なんて、恥ずかしくて言えませんでしたね。

因みに、肝臓を悪くすると、黄疸(皮膚が黄色くなる)が出たり、熱もないのに体がダルい日が続きます。

クヨクヨしてはいけない!と思い、若き日の私は次の恋を探して前を向くこととなりました。

急性肝炎は、ストレスが病気を引き起こしたものです。「終わった恋をいつまでもクヨクヨしてたらいけないよ」という意味が込められているのは言うまでもありません。あまりにもわかりやすい、完全に思い癖の病気でした。

[胃潰瘍]

急性肝炎から二年後、新たな恋をしました。
そして、生まれて始めて同棲生活をスタートさせました。

始めての同棲は嬉しい反面、自分の思うようにならず、イライラすることもありました。生活環境の変化にストレスを感じていたのも確かです。

でも一番問題なのは、私自身の思い癖…

困ったことに、私は極度のヤキモチ焼きだったのです…

職場で男性と仕事の話をしていることすら腹が立つ!というくらいの極度のやきもち焼きで、いつもイライラしていました。

服装が乱れてる!派手な格好はやめろ!露出の多い服装禁止!と、多少の嫉妬は許されるものの、度が過ぎるとケンカになるんですよね…

嫉妬でケンカ、それでも嫉妬は治らずで、私はいつもイライラしていました。

そんな日々を続けていると、思い癖が病を引き起こし胃潰瘍になりました。

先生曰く「イライラは胃に出るよ」「このところイライラしてませんでした?」と、長く続くイライラが胃潰瘍をつくったようです。

これも「イライラしてばかりではダメですよ」というメッセージであり、思い癖を直しなさいという気づきでした。

以上、私の経験談を踏まえてお話しさせて頂きました。病気には何かしらの意味があります。意味のない病気はしません。

宿命の病は、病気を受け入れ愛を学ぶことが大きな課題になりますが、肉体の病や運命の病(思い癖の病)は、自分自身に正すべきところがないかを考えることも大切です。病気ひとつにも意味があり、改善していくことで成長に繋がると思います。

病気を受け入れ共に生きる

病気をすると本当に大変です。

痛みがあったり、だるさがあったり、苦痛をしいたげられるものです…

運命の病気であれ宿命の病気であれ、人は病気を通じて様々な感情を経験します。健康な時にはわからなかったことも、病気を通じで学びます。

病気は大変なことですが、人(魂)を成長させるためのカリキュラムですから、まずはそのことを理解して病気と向き合うことが大切です。

病気になると、どうしても「どうして悪いことをしていないのに、こんな仕打ちを受けるんだ…」「どうして自分がこんな目に遭わなきゃいけないんだ…」と悲観的に考えてしまうものです。

痛くて苦しい病気をすると、悲観的になってしまうのは当然のことだと思いますが、悲観的な感情ばかりにとらわれると、更に免疫力が低下して病気を悪化させてしまうこともあります。

病気は、本当に大変な苦しみですが、悲観的な感情に支配され病気を悪化させないように、なるべく理性的な感情で乗り越えて頂きたいと思います。

理性で乗り越えるとは、現実を受け入れることです。

痛みがあるなら薬を飲む、痛みのもとがあるなら手術を受けて取り除く、進行を遅らせるように治療をする、末期であるなら痛みや苦しみをやわらげるようにするなど、現実を受け入れてそれに見合う治療をしていく必要があります。

病気になれば、誰でもショックを受けます。

しかし、悲観的になっていても病気は良くなりません。

治すために余計な感情は捨て、しっかりと病気と向き合うようにしなければなりません。

クヨクヨして誰かに愚痴や弱音を吐きたくなると思いますが、それは他者に対する甘えと依存があるからです。

例え、友人や家族であっても、他社に甘えない自立した考えを持っている人は、余計な感情を抱かずに、とにかく治療をすれば良いと真っ直ぐな気持ちを持っていらっしゃいます。

大病であってもたくましく生きている方は、やはりこうした心構えをしっかりと持っている方だと思います。

果たして、自分にできるのか?と問われると「……」ですが、たくましく生きている方がおられるのは、病気を受け入れて理性的に考えているからではないでしょうか。

現実的な対応を

「今は健康だ」という人でも病気になった時のことを考え、保険に加入しておくのは良いことだと思います。

生涯健康だという人の方が、少ないはずです。いつかは、自分も病気と向き合わなければならない日がくると思っていてちょうどいいと思います。

病気になってからお金の心配をするのは辛いことです。もし、保険を使うことのない人生だったとしても、安心を買ったと思えばそれで良いのではないでしょうか。

いざというときに人に迷惑をかけるよりも、できるだけ自分のことは自分でできるように備えておくと良いと思います。

又、病気で働けなくなってしまった時には、保険医療の制度について勉強してみましょう。

ネット検索ですぐにあがってきますが、厚生労働省のホームページには生活介護、入居支援、生涯のある人達の仕事の支援、医療費の助成、税金の控除、手当てや給付金など、紹介されています。

例え病気となり、これまでと同じ生活がてきなくなったとしても、自分のことは自分でできるよう、時には周りの手を借りて、たくましく生きていけるようにしましょう。

現実を受け入れて理性的に対応する。これが一番だと思います。

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