意地悪な人4つの心理と特徴・平和的4つの対処法で身を護る

意地悪な人4つの心理と特徴・平和的4つの対処法で身を守る

この記事にたどり着いたあなたは、今まさに意地悪な人と関わっているのかもしれませんね。

この記事で分かること

・なぜ人は意地悪をするのか?
・意地悪な人とどのように関わればいいのか?
・意地悪な人に対する平和的対処法

意地悪な人との関りに困っている方は特にご覧いただけますと幸いです。

目次

ほとんどの人が意地悪を経験している

どうして私だけ意地悪をされるの?と悲観的になられているかもしれません。

ですが、意地悪される経験をしているのはあなただけではありません。

実に多くの人が意地悪された経験があり、「私だけ…」と悲観的になる事はありません。

意地悪されないコツを掴めれば、きっとあなたも意地悪をされにくくなります。そのコツにつきましては後半お話をさせていただきますね。

まずは、あなただけが意地悪をされているのではない事を知っていただくために、どれほどの人が意地悪をされた経験をしているのかご紹介させていただきます。

以前に20代~50代を中心とした男女400人にアンケート調査をおこないました。400人のアンケートは許容誤差5%ということで、それなりに信憑性があります。

意地悪をされたことがありますか?
20代~50代を中心とした男女400人

意地悪をされたことがありますか?

意地悪をしたことがありますか?
20代~50代を中心とした男女400人

意地悪をしたことがありますか?

意地悪された人の割合は88%にも及び、ほとんどの人が意地悪をされた経験があります。

逆に意地悪した人の割合も76%であり、意地悪したことも、されたこともある人が大半です。

この結果を見て分かるように、意地悪な人はどこにでも存在しており、あなただけが意地悪な人に巻き込まれているのではありません。

意地悪な人4つの心理と特徴

普通に生活している限り、意地悪な人にかかわらないまま生きる事はできませんので、意地悪な人の心理を理解し、意地悪をされないようにすることが大切です。

まずは、どうして意地悪をするのか?意地悪な人の心理をお話させていただきます。

後ほど、意地悪な人の対処法をお話いたしますので、お読みいただけると幸いです。

生理的に嫌いという理由で意地悪をする人の心理

意地悪をする人の心理のひとつに、「自分と似ているから」ということがあります。

自分の中の嫌な部分を相手の中に見つけ、生理的に嫌います。

たとえば、短気な人が自分と同じような短気な人を見ると、相手を通じて自分の欠点を見る事になるので、「あいつ見ているとなんか腹立つな~」と、生理的に嫌な気分になります。

人を通じて理性で抑えている自分の欠点を見ているかもしれませんし、自分はどうしてあのようにできないのだと自分の至らない点を見ているかもしれません。

とにかく、人に対して生理的に嫌いだと感じるのは、自分の中にある何らかの欠点を見ているからです。

「こういうタイプに嫌悪感を感じる」というのは誰にでもあると思いますが、そににあなた自身が自分の欠点だと感じている部分があります。

「生理的に嫌い」という曖昧な理由で意地悪をする人には、こうした心理が働いています。

嫉妬して意地悪をする

もう一つは、嫉妬です。

意地悪な人の心の中には「嫉妬心」が多く占めている事は少なくありません。

自分にないものを持っていて、欲しくてたまらない。その羨ましい気持ちが、嫉妬心に変わり嫌がらせをするようになります。

自分よりも恵まれている人を見た時に、意地悪をしなかったにしても、その人の不幸を願ってしまった事が一度や二度あるのではないでしょうか。

人は、自分より恵まれていないと思う人に嫉妬しませんが、自分より恵まれていると思う人を羨み嫉妬する弱い生き物です。

嫉妬が原因の嫌がらせはよくあることだと思います。

たとえば、仕事の場合
「仕事ができないくせに同じ給料を貰いやがって!」と同僚に腹を立てて嫌がらせをする人がいます。

ロクに仕事ができないのに、同じ給料を貰っていることが羨ましいという嫉妬です。

また、高級車に乗っていると、知らぬ間にキズをつけれたりしますが、これも羨ましいという嫉妬が大半でしょう。

意地悪をする人は、自分に無いものを持っている事が羨ましく、何かに嫉妬しているものです。

もしあなたが、嫉妬が原因の意地悪をされているなら、相手はあなたのどこかに負けを認めているという事であり、羨ましく思われているという事になります。

想像力の欠如や無知が原因で嫉妬心が生まれ意地悪をする

想像力の欠如している人や、無知な人は、相手の表面ばかりを見ている浅はかな人とも言えます。

想像力の欠如している人が年金暮らしの人を見ると「いつものんびりしていて羨ましいなぁ〜」と思うでしょう。それは表面的な部分しか見ていないからです。

長年真面目に仕事に身を捧げてきたから人だからこそ、安定した老後があるという背景を想像できなくて嫉妬します。

また、「結婚=幸せ」と考えている人は、結婚すれば幸せになれると誤解しているかもしれません。実際は、結婚していても夫婦仲がうまくいっておらず苦しんでいる人はたくさんいます。それでも無知な人は、既婚者というだけで嫉妬をして意地悪をします。

また、お金持ちの人を見て「お金持ちは良いなぁ〜」と思うかもしれませんが、お金持ちは、お金では解決できない悩みを抱えています。

自分が持っていないものを持っている人を羨むのは、表面的な部分しか見ていない無知が原因です。

嫉妬して意地悪をする人に共通しているのは、自分自身が満たされていないということです。

すなわち、嫉妬をして嫌がらせをする人に幸せを感じている人はいません。

意地悪な人は人の不幸話で自分を保とうとする

意地悪な人は、人の不幸話が好きです。

例えば
○○さんのお子さんが受験に失敗した。
どこどこのご主人がリストラされた。
誰々が病気をして入院した。
交通事故をして廃車になった。

誰かが災難にあうと、それを嬉しそうに話す人がいますよね。

人の不幸を笑うのは、あれよりマシだと思いたい、自分は不幸じゃないと思いたい心理が働いています。

これらの心理は、自分が幸せではないことを自覚しているから起きることですが、それを認めたくないから人の不幸を笑い、自分はあれよりマシだと思いたのです。

つまり、人の不幸を笑う人は、精神的に弱い人という事になります。

もしも誰かにあなたの不幸を笑われたとしたら「この人は、私の不幸を笑わなければならないほど気の毒な人だ」と思うことが、意地悪な人に翻弄されないための第一歩です。

平和的4つの対処法で意地悪な人から身を護る

意地悪な人への対処法をご紹介します。

あなたの状況により、使えるものと使えないものがあると思いますが、ご自身に合った対処法を見つけていただけると幸いです。

意地悪な人とは距離を置く

これは基本中の基本です。

意地悪な人とは、無理に付き合う必要はありません。適度な距離を保ちましょう。

相手の人格に疑問を持ちながらも、無理に合わせていると波長が合ってしまい、離れることができません。

合わせている期間が長くなればなるほど、ご縁が深まってしまうので、初めから距離を置くのが一番だと思います。

もしも、職場やご近所さん、PTAなどで無視することができない関係なら、「腹六分」の付き合いをしてください。

腹六分の付き合いとは、建前上の付き合いのことで、申し送りや挨拶程度できれば十分です。

深い仲にならないように、距離を置くようにしてください。

冷静に自分の意思を伝える

意地悪をされて「悲しい…」と悲しみに溺れていては、意地悪な人と向き合うことはできません。

逆に、相手の言動に腹が立ち手を出してしまったら、それこそこちらが悪者になってしまいます。

怒りや悲しみの感情は、心の中だけにとどまらず、精神的に肉体的にも良くありません。ストレスは病気のもとになります。

意地悪な人のために病気になるなどバカらしいことです。ですので感情は捨て、冷静でいなければなりません。

そして、意地悪をされて黙っているのも問題です。

意地悪には、毅然とした態度で「やめてほしい」と伝えなければなりません。

人は弱いので、嫌がらせをされて黙っている人に対して、情けをかけるどころか、これ見よがしに嫌がらせを加速させます。

「黙っているから勘弁してやろう」と考える人は、はじめから意地悪をしません。

これは意地悪だと感じた時は、初期段階で「やめてほしい」と伝えることが大切です。

そして、二度と同じ目に遭わないためにも「なぜ私は意地悪をされたのか?」を自己分析する必要があります。

意地悪をされる原因に気づき、改善すれば意地悪されなくなります。

怒るだけではダメ、悲しむだけでもダメ、冷静になり今後どうすべきかを考えてみてください。

意地悪な人の悪口を逆手に取る

普通に考えると、悪口を言われたら悲観的に捉えてしまうものですよね。

意地悪をされて自信を失うと、人と関わるのが怖くなります。

しかし、それでは前を向いて歩けなくなります。

悪口を言われてもめげてはいけません。

それを逆手にとって感謝をしましょう!

悪口を言われて感謝できるはずがない…

普通はそう思います。

たとえば仕事であれば、「指摘してくれてありがとう!」とお礼の言葉を述べてみてください。

相手は面を食らうと思いますが、お礼されて悪い気はしません。

何度かこれを繰り返すと、相手は気分を良くして風当たりが変わることも少なくありません。

悪口をポジティブに捉える

心に深い傷を負わないためには、悪口をどのような解釈で受け止めるかもポイントです。

もしもこの悪口は妬みだなぁと思ったのなら、それは羨ましがられていることですから、褒めてくれてありがとうと思う図太さを持ちましょう。

もしもごもっともな意見で痛いところを突かれたのなら、「短所に気づかせてくれてありがとう」と感謝をすれば傷は浅くてすみます。

人の言動には、考えさせられることや、気づきなどが含まれていますが、それを悲観的に捉えるのではなく「そういう見方もあるなぁ」と受け止め「気づきをありがとう」と思い、悪口を言われたことを早く忘れてしまうことです。

心に突き刺さった言葉をずっと抱えていると、正直疲れます。

正さなければならない部分だけを受け入れ、あなたにとって不要な悪口は忘れるようにしましょう。

意地悪な人は、因果応報で幸せになれない

意地悪する人は、人から傷つけられた過去があります。

意地悪な人が、まさか意地悪をされていたとは思わないかもしれませんが、意地悪な人は、親などの逆らえない相手から意地悪されていた過去があるはずです。

弱かった過去の自分に戻りたくない、強くなった自分に酔いしれたい弱さを持っています。

だからと言って、意地悪をする人に幸せを感じている人はいません。

幸せを感じていないから、意地悪をして、少しでも心の隙間を埋めています。

意地悪な人が幸せになれない最大の理由は、この世には因果応報があるたです。

幸せな人は、人に幸せを与えるから、その因果応報によって幸せになります。

意地悪をしている人は、誰かに意地悪をして、意地悪をされてというループにハマりますので、因果応報を知らない「気の毒な人」でしかありません。

意地悪な人を知れば知るほど、憎むべき対象というよりも、無知で弱い人間だと理解できるようになります。

意地悪な人は心が荒んでいる

また、意地悪な人が幸せそうに見えているなら、それは間違いです。

意地悪な人は心が荒んでいるから意地悪をします。

だから決して幸せを感じていません。

そもそも幸せな人は、意地悪をしません!

それはなぜか?

幸せを感じている人は、善悪のバランスが善に偏ります。そのため、人に悪意を向けるのではなく、自分と同じように幸せを感じて欲しいという良心が湧くからです。

不幸な人が人の不幸を見ると「ざまぁみろ」と思いますが、幸せな人が人の不幸を見ると「助けたい」と思います。

意地悪をするのは、幸せを感じていない人がうさ晴らしをしているだけの話です。

冷静に考えれば、意地悪な人が可哀想に思えてきませんか?

意地悪な人とは距離を置き、あなたらしくいられる人と仲良くしてください。

少しでも、意地悪な人に悩まされている方の参考になれば幸いです。

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