小学校低学年の子供の友達関係が心配…友達、親友、仲間はできますか?

小学校低学年の子供の友達関係が心配…友達、親友、仲間はできますか?
ご相談内容メール鑑定
ご相談者様
仮名:理紗様
年齢:30代
性別:女性

お世話になります。
「小学校低学年の息子は友達ができて楽しい学生生活をおくれるか」その為に改善することがあれば教えて欲しいです。

息子は「2人組をつくるとき自然と2人になれるような、遊ぼうと誘ったり、誘われたりする親友が欲しい!」「ゲームを楽しくやれて、ゲーム内で助けたり、助けられたりできる友達がほしい」ようです。
私が友達いなく…ママ友もいないので放課後遊ばせてあげれなくて。もっと私が動いてあげたほうがいいのか。

息子はカルタで遊ぼうとなったら最後までやりたい派。しかし、他の子はフラッとちがうところにいったり、追いかけっこをはじめたり…。そこで息子は「なんで?カルタやろうって言ったのに」と。

息子はいいように扱われてしまい、ちやほやされる子と自分への態度の違いなどが気になるようです。私と考え一緒すぎて将来が心配です。

私は「部活にはいったら、バイトしたら、友達できる」と思ってましたがどこにいっても人の粗探ししちゃうので(他の方の鑑定を見て反省してます)友達できず。

息子も、今のままだとクラス替えしても、習い事へ行っても友達ができないのではないかと心配です。いいように扱われてしまうことへの対処もできるようになってほしいです。

友達と遊んで楽しい時間を過ごすことができると、嫌なことされてもまた遊ぶ約束してきてしまいます。そのまま見守っていてもいいものなのか。

そんな息子はこのままで大丈夫ですか?いいように扱われず大切に仲良くすごしていけますか?

ご相談者様
息子は友達、親友、仲間はできますか?
鑑定結果 メール鑑定
目次

息子に友達、親友、仲間ができるか心配…

「理紗様と息子様の考え方が似ている…だから息子様に友達ができないのではないか」と心配をされているとのこと。ご不安になるお気持ち、お察しいたします。

ですが、息子様は息子様、理紗様は理紗様です。

仮に理紗様と考え方が似ていたとしても、同じ結果になるとは限りませんのでその点はご安心をいただきたいと思うのですが、今回の件につきましては「息子様の人生に親御様が大きな影響を与えている」と感じました。

そのため、今回息子様の鑑定ではありますが「親御様に心掛けていただきたい点」をお伝えすることがメインとなっております。

更に理紗様を追い詰めてしまうのではないかと心配ではあるのですが「どうしても現状を変えたい」と望まれているとのことですし、感じたままをお伝えさせていただきたいと存じます。中には厳しい文言もあるかもしれませんがお許しください。

それでは、希望を持って息子様を見守っていくことができますように、順を追ってご説明をさせていただきたいと思いますので何卒よろしくお願い申し上げます。

息子様と理紗様の資質とは?

ご不安になられていると思いますので、先に結論からお伝えをさせていただきますね。

詳しい根拠などにつきましては、後ほどご説明をさせていただきますが、息子様はご自身の力で友達を作り人生を歩んで行くことができる方です。そのため、親御様には安心をしていただきたいと思いますし、いざという時以外は基本的に「見守るスタイル」が望ましいと言えます。

(以下、詳しくご説明をさせていただきます)

息子様と理紗様の資質

息子様は
・根っからのネガティブではない
・同年代と比べると打たれ強い方
と感じます。

では、理紗様はどうなのか?
大変失礼な発言となり恐縮ですが…
・物事をネガティブに捉えやすい
・繊細で打たれ弱い方
・失敗を恐れて尻込みする方
と感じたのですがいかがでしょうか。

親子ですのでもちろん似ている部分もあるかと思いますが、基本的には逆の資質をされています。

なぜ理紗様は「親子で性格が似ている」と感じるのか?

愛情を持って育ててこられたのに、このようなことをお伝えするのは大変心苦しいのですが…

▶︎“自分のようになってほしくない”という理紗様の強い親心がある

 ↓

▶︎“自分のようになってほしくない”という親心から息子様の友人関係に介入する機会が増える

例)霊視で私生活が視えている訳ではありませんので、これは憶測になりますが「A君は暴力的だから遊んじゃだめ」「B君は思いやりに欠けるから距離を置いた方がいい」「C君は人に流されやすいから信用できない」「D君は優しいけど頼りにならない」「E君は良い子だから遊んでもいいわよ」など、助言的な存在として息子様の友人関係に介入している部分はございませんか?

 ↓

▶︎理紗様の思考が息子様に影響を与える

 ↓

▶︎結果、息子様が理紗様に似てくる

このような流れによって「根本的な資質は違うが、息子様が理紗様寄りの思考を持つようになっている(=性格が似てきている)」と感じます。

言い換えますと…
「元々似ていた」のではなく「似てきた」ということになります。

ご相談文の中に「部活にはいったら、バイトしたら、友達できると思ってましたがどこにいっても人の粗探ししちゃうので友達できず」と書かれておりましたが、今は「同じ過ちを犯さないようにこれからはこうしよう」という教訓が理紗様の中にもいろいろとあると思います。

そして、その教訓を基に「息子には同じ辛い経験をさせたくない…息子を守りたい…」という信念を持って、息子様の子育てに奮起されてきたと思うのですが、子供というのは親の影響を直で受けますので、親御様がネガティブな表現を口にすると、本来ならポジティブな資質をされていたとしてもお子様もネガティブ思考を抱くようになります。

先ほどもお伝えしましたように、息子様はそれほどネガティブではありませんし、同じ年代の子たちと比べると打たれ強い方です。これは息子様の長所ですし、その長所を伸ばすことで、友達、親友、仲間ができ愛されるようになります。

つまりは「息子様は元々、友達、親友、仲間ができる資質を持っている」ということになるのですが、親御様が過剰になり過ぎると、それが息子様に影響を与え、息子様の自由意思を奪うことになり、友達を選びすぎて友達がつくれなくなってしまう可能性があります。

先入観で友達ができなくなる可能性も…

例えば…
「F君はいじめっこ気質だから距離を置いた方がいい」ということを理紗様が息子様に言ったとします。そうしますと息子様は親御様の言葉を信じますので、素直に距離を置くことでしょう…。

しかし、これが繰り返し行われると「友達って何?友達ってどうやって作るの?いじめっこ気質な子は悪なの?」など、周りのことも自分の気持ちのことも分からなくなり、結果自己主張が苦手な大人へと成長することになります。

逆に、「F君がどんな子か自分の目で確かめて勉強してきなさい!」というように、息子様自身に経験させることを促し、基本見守るスタイルを取っていくと、本来資質として持っている打たれ強さを発揮し、自然と周りから愛される人間へと成長していきます。

息子様のお写真を拝見いたしましたが、今の息子様はまだ「自己主張するエネルギー・思考」を持っています。しかし、このまま親御様が介入し息子様の意思を奪ってしまうと、本当に自己主張のできない子になってしまう可能性を感じます。

脅かすような表現となり恐縮ですが、今ならまだ間に合いますので、親御様としても腹を決め、息子様自身に経験をさせ「息子様がどうしたいのか、息子様自身がどうすべきか考える時間」を与えてあげてください。そうすることで、自己主張のできる大人へと成長することができますし、“友だち”と言える存在を作ることができると思います。

「自分と同じ経験をしてほしくない」という理紗様の親心は痛いほど分かります。ですが、仮に息子様に何か起こったとしても、息子様は立ち直る力を持っていますので過剰な心配はいりません。過剰な心配は息子様の成長の妨げとなる可能性がありますので、理紗様の過去と重ねるのではなく、息子様の長所に焦点を当てて、どんどん伸ばしてあげてくださいね。

ちなみに…これは一つの目安になりますが、見守る育児の方向性として「ご主人の気楽な一面」を参考にしていただければと存じます。とは言え、ご主人のスタイルに偏り過ぎるのも違いますので「ご主人の気楽さ+理紗様の慎重さや繊細さ」両方の良いバランスが取れたらとても良いと思います。

※補足※
念のため補足をさせていただきますが、これまでの理紗様の育児が間違っていたということではありませんので、そのような捉え方はされないようお願い申し上げます。

何事にも意味があり、今回の経験は理紗様ご自身にとっても成長のチャンスになります。ですので、「自分と同じ経験をさせたくない」ではなく「息子も頑張っているんだから私も友達作りを頑張ろう」という前向きな気持ちを意識していただきたいと存じます。

又、もし可能であるならば「友達はこうやってつくるんだよ」という親御様の背中を見せるのも一つの手段だと思います。上述しましたように「子は親の影響を直に受けます」ので、親御様の逞しい背中を見せることは、息子様にとっても大きな指針になると思いますよ。

では次に、理紗様に安心をしていただけるよう「過保護になる必要はない」という点についてご説明をさせていただきたいと思います。

過保護になり過ぎると友達関係の築き方が分からなくなる

もし息子様がネガティブで打たれ弱ければ「自分の身を守ることに注力した人生」を送ることになりますが、それはそこに魂の学びがあるからです。

しかし息子様は、それほどネガティブではないことや、打たれ強いという長所を持たれております。

“どうしてそのような長所を持たれているのか?”
それは、酸いも甘いも噛み分ける力を身に付ける為です。

息子様の魂は「多くの人と関わりたい、大人になったら太いパイプで繋がれた人間関係を構築したい」など、人との関わりをたくさん持つことへの課題があります。

太いパイプで繋がれた人間関係を構築するには、子供の頃にどのような経験をしておく必要があるでしょうか。

親御様としては見ていられないご心境になるかもしれませんが、子供の頃に良い人間関係も悪い人間関係も経験する必要があり「人を見る目を養う経験」をできるだけたくさんしなければなりません。

それはなぜかと言うと、良い人間関係ばかり経験しても人を見る目を養うことはできないからです。又、悪い人間関係ばかり経験しても人を見る目を養えません。両方を経験するからこそ、人を見る目を養うことができます。

人を選んで避けていては、十分な学びはできません。

理紗様も「人の粗探しをしてきた結果友達ができなかった」と仰っておりましたが、それは人を選んで避けてきたということであり、十分な学びを達成できていません。だから再び息子様を通じて、人と向き合うきっかけを与えられている訳ですが…決して楽しいものではありませんよね。むしろ、未熟だった過去の自分を思い出し、大変苦しいご心境になられていると思います。

将来、このような経験を息子様にはさせたくないですよね。

良くも悪くも、幼いころから「一人でも多くの人と関わること」は息子様の将来に役立ちますので、「あの子と遊んではいけない」という制限をかけない方がいいですし、遊ぶ遊ばないは息子様の判断に任せ、息子様自身に学ばせてあげてください。

まだ小学校低学年ですし、度が過ぎたいじめがあるという場合は、親御様が介入しなければなりませんが、基本的なスタンスとしては「息子様の判断に任せ、良くも悪くもいろいろな友達と付き合えるように見守っていく」というスタイルが息子様には合っていると思います。

いいように扱われる息子様の友達関係ついて

いいように扱われて息子様が病んでしまっている場合は、親が介入する必要がありますが、息子様のお写真を拝見する限りは、友達との関わりに概ね満足されているのではないかと思います。

心配してご相談をいただいたのにも関わらず、このような発言をして誠に申し訳ございません。ですが、決して軽く捉えている訳ではなく、いろいろな人間関係を経験しておく必要があり、息子様ならちゃんと乗り越えることができると思っているからです。

お写真からは「いじめに遭って苦しい」や「友達に発言できずに我慢をしている」など辛い感情は伝わってきませんので、理紗様が思っているよりは友達関係に困っていないのではないかと感じます。

自分に置き換えてみていただきたいのですが…私達のような年代になれば、友達も恋愛も、理不尽な社会もある程度は経験をしていますので、お子様たちの関わりを目の当たりにすると「いいように扱われている」と感じる部分も多々あると思います。

では次に、幼かった頃を思い返してみてください…子供の頃というのは、ドラえもんの“ジャイアン”と“のび太くん”のような関係性があったり、でも子供なりの不器用な思いやりも持っていて、お互い様でまかり通っている部分もありましたよね。

息子様達は小学校低学年…人付き合いの仕方を学んでいる最中ですし、悪気なく我を通す子もたくさんいると思います。しかし、中学生にもなれば協調性も出てきますので、息子様がいいように扱われていると感じることも減ってくると思います。

親が「いいように扱われて可哀想…」とでも言わない限り、息子様自身はいいように扱われているとは思わないと思いますし、見守っていても問題ないのではないでしょうか。

ポジティブな言葉を心掛け子供の友達関係を改善

親御様がポジティブな言葉を心掛けることで、息子様の人間関係が良くなります。

分かりやすく端的に申し上げますが…
息子様の人間関係において
・親御様が前向きな言葉を掛ける⇒人付き合いができるようになる

・親御様がネガティブな言葉を掛ける⇒人付き合いの仕方が分からなくなり殻に閉じこもり友達ができなくなる

上記のようになると考えられますので、後者のようにならないためにも「親御様がどっしりと構えて見守っていくスタイル」が必要になります。

しかし、ただ見守っているだけではいけません。

息子様の長所である打たれ強さを伸ばすためにも、上述しましたように「ポジティブな言葉」で元気づけるように意識をしてください。

もしもネガティブな言葉で息子様を育ててしまうと、息子様自身もネガティブな大人になり、殻に閉じこもって人間関係を築けなくなります。

そうなったら心配になりますよね。
ですので、そうならないためにも「ポジティブな言葉」で育ててあげてください。そうすれば、ポジティブで打たれ強い大人になります。

このようなこと言うと、理紗様を追い込んでしまうかもしれませんが「息子様を良くするも悪くするも親御様次第」です。

理紗様ご夫婦のお写真を拝見させていただきましたが、「ご両親の長所を受け継げば息子様は大きく成長できる」と感じました。楽観的なご主人と理紗様の繊細で気が付くところ、それぞれのいいところを息子様が引き継げば、人間関係に悩むことなどありません。

どちらかに偏るのではなく、バランス良くというところが重要になりますので、親御様それぞれの個性を引き継いでもらえるように、放任と躾をバランス良く使い分けていただきたいと存じます。

■おわりに

大変厳しい内容となり誠に申し訳ございませんでした。

ですが、息子様が将来明るく生きられるようになるには、親御様がポジティブな発言を意識しなければいけません。

つまりは「理紗様にもネガティブ思考を克服する機会が与えられている」ということになりますので、過去の経験をご自身のために活かし、新しい人間関係構築に向けて取り組んでいただければと存じます。

親は子に学び、子は親に学ぶです。
親子で一緒に成長していただければ幸いに存じます。

ご感想メール鑑定

鑑定していただきありがとうございました。とてもとても価値のあるメールでした。追い詰めてしまわないかと心配していただきましたが、この状態をなんとかしたい私には、暖かい言葉に感じました。

うすうす…9割、母親の影響はあると思っていたので、悪い影響にならないように修正していけるとわかり嬉しいです!息子が打たれ強く、いい人を引き寄せる、たくさんの経験をすることが将来の役に立つとのことなので、プラスの声かけだけで過ごしていく覚悟ができました!

-反対の素質-
その通りです。愚痴る内容が一緒だったので、私のようにならないかと心配でした。そんなこと考えるのは私くらいだと思っていたので…でもよかった♪息子はネガティブじゃない!

自分の事も含めてどうにかしたくて、カウンセラーのYouTubeみたり、コーチングの本を読んだり、ポジティブな声かけチャレンジしたこともありました。それを続けて本当に楽しく過ごせるようになるの?という不安と、ポジティブな声かけが苦手で怒る方が楽な私は楽な方へ…。でもその不安がなくなりました!ポジティブな声かけは大切なんですね!息子は大丈夫という根拠があると頑張れます。メールに具体的な声の掛け方も書いていただいていてとても参考になりました!ポジティブな声かけが浮かばなくて。

-息子の友達関係にくちをだしていないか-
つい2日前、しばらく見守っていたけど気になって口出し。楽しく遊んでいたのに最後には悲しい気持ちで帰ってくるのが見てて辛くて…その辛さをひきづっているのは私だけなんですね!息子は大丈夫なんだ。

-遊ぶ遊ばないは息子の判断に任せ、息子に学ばせる-
この言葉を胸に刻みました!!

長々と…ありがとうの気持ちを伝えたいのに、思いのまま書いてしまいました。

次は私について申し込みたいと思います!息子のすすむ方向がわかれば私の中の不安も解決して、なにか変わるかなと思い息子のことをお願いしましたが、根本的なところも改善したいなと思います。読みづらい文章から、聞きたいことを抜き出していただいて、ありがとうございました!

もうすぐ締め切り!

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