不平不満の多い人13の特徴【不平不満から卒業する2つの方法】

不平不満の多い人13の特徴【不平不満から卒業する2つの方法】

この世に完璧な人間など存在しませんので、それぞれが何かしらの不満を抱えながら生きておられるのではないでしょうか。

とは言え、一言に「不満」といっても内容や度合い、不満を口にする数など人によって大きく異なりますよね。

例えば「あの人はいつも不満ばっかり言っている」という人もいれば、「あの人の口から不満を聞いたことがない」という人まで幅広くいらっしゃいます。

では一体、何が不平不満の多い少ないを左右しているのか?

この記事では「不平不満の多い人の特徴」「不平不満の多い人の行く末」「不平不満の人生から抜け出す方法」についてお話をさせていただきたいと思います。

まずは「不平不満の多い人の特徴はなんだと思いますか?」というアンケート調査の結果からご紹介いたします。

目次

不平不満の多い人は強いストレスを抱えている

・不平不満の多い人は、満足することを知らず常にイライラしていて、事あるごとに文句をつける人です。/37歳・男性

・不平不満の多い人は、粗探しをするのが好きな人。何かにつけて文句や悪口を言っている。/28歳・女性

・自分の思い通りにならないと、不平不満ばかりを言い、すぐに不機嫌になって周りに当たり散らす。/37歳・男性

・私の友達に、常に金欠の人がいましたが、金欠でゆとりがないためか、よく回りに社会の不平不満を口にしていました。/22歳・男性

・与えられた環境にうまく適用できない傾向があり、不平不満を言うことでストレス発散する特徴があります。また、他の人に自分の思いについて同調して欲しいという願望を持っていると思います。/36歳・男性

不平不満の多い人は反対するが提案しない

・こちらが意見を言うと必ず反対してきて、かと言って自分では意見を出さない不平不満ばかり言う人が知り合いにいます。/29歳・女性

・私の母69歳。常に何かに対して不満を持っています。不満に対して具体的な行動をとらないのに、自分以外の他を否定する。/43歳・女性

・自分から積極的に行動するタイプでもないのに、他人に対しても感謝せずに文句ばかり言う。/46歳・女性

・不平不満の多い人は、全て他人任せの場合が殆どです。私が知っている人は、能力が低いので色々なことに文句を言っていました。/26歳・男性

完璧主義は不平不満多い

・不平不満の多い人は、理想が高い。自分が出来ることを人にも求める。人からあまり好かれない。/19歳・男性

・不平不満の多い人は、生真面目な性格の人が多いように感じる。完璧を自分だけでなく、他人にも求めるから不平不満が出る。常にネガティブにした物事を考えない。/55歳・女性

職場の不平不満の多い人

・仕事のできない人だと思います。やり方がわからない、頭の中の情報の整理ができない人。まず、なんでも否定から入り、できない、やれないと思う人は、仕事にかかるまでに、不平不満が多いと思います。細かい仕事の進め方等を説明して、仕事を与えると、すんなり調べたり、情報を収集して進められると思いました。わからなくなった時は、「なんでも聞いてね」と一緒に進めると不平不満は質問に変化していきました。/52歳・女性

・自分の思いどおりにならないと、すぐに文句を言う人。仕事のシフトが気にいらないと、作った人に怒り、人が自分と違うやり方をすれば、そんなやり方、おかしいと文句を言う。調理の仕事をしているのですが、「自分の時だけ難しい献立にあたる!いつも私の時だけ!」と文句ばかり言っている職場の50代の女性の先輩。/34歳・女性

・「仕事に対して計画的な人」にこの傾向が多いようです。自分の計画にこだわり過ぎ、急な仕事が入った場合、柔軟に対応しきれず、上司に不満をもらす姿を何度も見ました。/50歳・男性

人のせいにする

・プライドが高く、自分が正当に評価されていないと思っている。自分のことは棚にあげて、何でも人のせいにする。/36歳・女性

不平不満の多い人は人と自分を比べる

人は本当に欲深いため、ないものねだりをする傾向があります。

例えば、独身の頃は「独身は寂しい…」と嘆いていた人でも、結婚をして数年もすれば「独身の頃は気楽で良かったなぁ〜」と言う人…いますよね。

又、お金持ちの人を見て「金さえあれば何でもできる、羨ましいなぁ〜。自分はほしいものすら変えないのに…」と周りを羨み自分を卑下する人…もいますよね。

ないものねだりをしてしまうお気持ちは分かりますが、お金持ちの人もお金では解決できない悩みを持っていたり、お金があるせいで面倒を抱えていたりするものですし、独身には独身の学びや良さがあり、結婚には結婚の学びや良さが必ずあります。

スピリチュアル的にみれば「個々の魂に必要な経験を用意されている」と言えますので、どんな環境であれ皆平等に学びを与えられていることに変わりはありません。

ですので、ないものねだりをするのではなく「今、目の前にある現実」をしっかりと見つめ、不平不満を言う前に現状の打開策を考えましょう。

隣の芝生は青く見えるものですが、何の苦労も無しに青いわけではありません。

不平不満の多い人は他人を低く評価する

・他人と自分を比較して、他人を低く評価する事で自分の位置を高くして、それに満足している人間。/60歳・女性

・不平不満の多い人の特徴は、自分はこれだけ頑張っているのに、他人は頑張っていないように見えています。その人の持っている個性が理解できず、自分のペースに巻き込もうとしているのですが、うまくいくはずもなく、文句ばかりを言うようになります。人を信じることが出来ないのに、一人でも味方を作ろうとします。/52歳・女性

夫婦関係の不平不満

「自分さえ我慢すれば良い」という考えをしている方は、心の中に秘める不平不満が多いもの。

自分の気持ちを押し殺し、何事も我慢して幸せになれるのなら我慢ばかりの人生も良いでしょう。

しかし、我慢ばかりの人生は不平不満を溜めてしまうので、決して幸せではありません。

やはり、自分の意思を持ち生きていかなければ幸せになれません。

我慢するだけでは解決しない。

例えばですが、パートナーに対し「あーしてほしい…こーしてほしい…」「少しは家事手伝いもしてほしい」「子供の面倒をみてほしい」「会話をしてほしい」などの不平不満があったとします。

ご相談を受けておりますと、夫婦なのに言いたい事を言えずに我慢をしておられたり、仮面夫婦を演じている方もたくさんおられます。

不満を言ったところで「言えば気まずくなるから我慢すればいい」などと考え、毎日我慢の繰り返しに耐えている方も少なくありません。

一般的に「結婚は忍耐だ」と言われていますが、何もかも全て我慢すれば丸く収まるのか?というとそうではありません。

厳しい表現となり申し訳ございません。一見「我慢している方」というのは「物分かりが良い人だ」と思われるかもしれませんが、それはある意味「怠惰な思考」とも言えます。

我慢をして不平不満がないならそれで良いのですが、実際は不平不満があるのに黙っているのは、現実と向き合いたくない怠惰な思考そのもの。

「自分さえ我慢すれば良いんだ」という気持ちの裏には「どうせ自分なんて…」という、ふて腐れた気持ちも見え隠れしていますよね。

不平不満があるのに、問題を相手のせいにして言わないのであれば何も解決しません。話し合う事が面倒だと思う怠惰な思考は負の感情しか生み出しませんので早めに手放されることをおすすめします。

我慢が逃げになっているのも、不平不満の多い人の特徴です。

不平不満が多いのは余裕が原因?

皮肉な言い方をしますが…

「不平不満止まりなうちは、まだ余裕がある」と言えます。

言い換えますと、生死を分けるほどの局面に達していないから不平不満止まり(=口先だけ)なのです。

「行動しなければ死ぬ!!!」という局面に立たされた時を想像してみてください。

例えば、目の前に通り魔がいて自分を刺してこようとしてきたら…?不平不満や愚痴なんて言ってる暇ありませんよね。犯人に対して「何私を刺そうとしてんだよ!」文句を言うよりも、本能的に体が動き行動に出る…それが本気の表れです。

よって、不平不満を言っているということは、まだ余力がある証拠であり、自分の人生を本気で変える段階には至っていないと考えられます。

不平不満を言い続けても何の解決にもなりません。

繰り返しになりますが「不平不満を言える」ということは、余力がある証ですので不平不満を言える間に行動を起こし早めに問題を解決していきましょう。

不平不満の多い人は不幸の数を数える

不平不満の多い人を客観的に見でどう思いますか?
幸せそうに見えますか?

私の母は口を開けば、不平不満のオンパレードです。そして、口癖のように自分の不幸話をひけらかします。

そのため、一度も「おかん幸せそうやな」と思ったことはありません。

母は「早く死にてぇ…」が口癖です。
しかし、死にません。

「思考を変えるのが先か」「天に還るのが先か」私の母は一生をかけて、この思考を変える課題と向き合う必要があります。

母は不平不満ばかりを持つ自分の思考が原因で、自分で自分の首を絞めている事に未だに気づきません。周りが言っても頑固で聞く耳を持たないのです。

息子として悲しい事ですが、それが母の人生であり魂の癖を直す為に与えられている人生ですので見守る他ありません。

不平不満を言い続ける事は、波長を下げます。波長を下がると更に良くない出来事を引き寄せるループにハマります。

大切なのは「気づくこと…」。

私の母のように「自分は悪くない、周りが悪いんだ、だからどうしようもない」と愚痴っていては、何も解決しません。

不平不満が湧いてくる原因を他者のせいにするのではなく、軌道修正できない自分に原因がある事を受け入れることから始まります。

不幸の数を数える事が染み付いていると、幸せの数を数える事を怠ってしまいます。

本来、「魂」は生かされているだけで幸せな事です。

私達は、凄まじい倍率の中から選ばれこの世で修行をしています。この世で修行したい魂からすれば、とても恵まれているのです。

何もせずただボーッと生きてるだけでも、生きることに価値があるのです。

自分が不幸だと思っている方は皆、不幸の数ばかりを数え、当たり前の幸せに目が行きません。当たり前は当たり前止まりで幸せは感じず、不幸ばかりに目が行くので、心まで貧しくなって悲愴感が増すのです。

当たり前は当たり前ではなく、当たり前の中にある幸せを見つけて、幸せと感じる感性を磨かなければいけません。「幸せだと感じる感性」が幸せを呼び込む事になるので、日頃から小さな幸せに気づく事が大切です。

不平不満ばかりの人生の行く末は、決して幸せではありません。自分で自分の首を絞め続けることになりますので、小さな幸せを感じる感性を持ちましょう。

恵まれていても気づかない

・不平不満の多い人は、どんなことでも満足することができず、自分が恵まれていても、それに気づかず不平不満ばかり言う傾向が強いです。一緒にいて、本当にストレスがたまるだけなので避けるようにしています。/51歳・女性

良くないことばかりに目がいく

・不平不満が多い人は、良くないことばかりに目がいきがちで、周りの人に感謝の気持ちが持てていないことが多いと思います。/23歳・女性

満たされない

・不平不満が多い人は、どんなに楽しい事があっても満たされず、素直に楽しいと思えない人だと思います。人生も前むきになれないのが不平不満が多い人の特徴です。/25歳・女性

不平不満の自分から卒業する方法

怠惰をやめる

もしも、今何かに不平不満を持っているなら、まずは「その問題と真正面から向き合うこと」を考えましょう。

そして不平不満に向き合わず、対策をせずに我慢してきた自分が怠惰だった事を認めましょう。

感情的に物事を考えるのではなく、理性的に考えて自分の気持ちと不平不満のある相手の気持ちの折り合いのつくところを見つけ出さなければなりません。

我慢するのではなく真正面から向き合い、具体的に現実的に何をどうするかを話し合う事が大切です。

ただし、自分の言動で相手の気持ちが変わるとは言い切れません。「相手を変えるのは至難の技」ということを肝に銘じておきましょう。

もしも、相手を変えることができなくても、我慢ばかりをして不平不満を腹に抱えながら暮らすのと「言っても直らなかった、仕方ない!」とサバサバした気持ちで暮らすのとでは、気持ち的に随分違います。

何も言わずに我慢しているよりは、言う事で一歩前に進む事ができると思います。

我慢だけでは解決しない事もありますので、冷静に見極めてください。

人生は苦難の連続あると心得る

そもそも人生は、苦難の連続が当たり前であると肝に銘じましょう。

一つ問題が解決したと思ったら、また問題が湧いてくる。次から次へと問題が湧いてくるのが人生です。

しかし、その問題から目を背け続ければ、一つの問題が2つになり、2つの問題が3つになり…問題が山積みになっていきます。

スピリチュアルの見解では、苦難と向き合い乗り越える事は魂の成長に繋がりますので、生かされている限りは苦難が訪れるのは仕方のない事なのです。

私達が嫌だ嫌だと思っても、高級霊(守護霊)は苦難を与えてきます。それを乗り越えるのが私達の役目であり、魂の成長になるからです。

ですので、生涯何かしらの苦難は一生与え続けられます。

その苦難に対して不平不満ばかりを抱いていたら、生涯不平不満を言い続ける事になります。

不平不満を言うよりも、現実を受け入れ向き合うことで、不平不満の人生から卒業することができます。

すると、運気も向上します。あなたを取り囲む人間関係も良くなります。

不平不満の人生から抜け出すことは、良いことづくしです。

一刻も早く思考を変え、不平不満の人生から卒業しましょう。

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