日々の生活のなかで、イライラしてしまう場面が多々ありますよね。
イライラしても、ストレスになるだけで何一つ良いことありませんが、ついイラっとすることがありますよね。
この記事では、イライラする原因をスピリチュアルの視点を交えながお話致します。
イライラする人はスピリチュアル的に見て未熟な証拠
人は歳と共に丸くなると言いますが、それは人生経験を経て少なからずとも成長しているからです。
スピリチュアル的にみても、未熟な魂ほど気が短く短気です。
逆に、おおらかな人ほど魂は成長しています。
ですので、短気な人をスピリチュアルの視点で見ると、「私は未熟な魂です」とさらけ出していることになります。
そう考えると、イライラは恥ずかしい行為であると言えます。
とは言いつつ私も、ついイライラする場面が多々あります。
たとえば、運転中は反射的にイライラします。
かつての私はいつもイライラして、荒んだ心が運転に出ていましたので、アクセルを踏み込む愚か者でした。
早く行け!と言わんばかりに右へ左へ車線変更して車の間をぬって走り、少しでも前に行こうとする、迷惑なドライバーでした。(申し訳ございませんでした。)
そんな私も、年齢とともに心が穏やかになり、やっと落ち着いた運転するようになりました。
落ち着いた運転をしていると、あおる車に出くわします。
そんな時、つい反射的にイラっとしてしまい「急ブレーキを踏んでやろうか!」と脳裏をよぎります。
ですが、昔乱暴な運転をしていた私は同じことをしてきましたので、因果応報で当然でありイラッとする資格なんてありません。
すぐに冷静さを取り戻すのですが、反射的な感情を抑えることがなかなかできません。
本当に魂が成熟すると、これしきのことでイライラしないものです。
これはまだまだ魂が幼い証拠で、スピリチュアル的に見ても私はまだまだ未熟だと言えます。
イライラする原因をスピリチュアルの視点から
人がイライラする時はどんな時でしょうか?
イライラは感情ですし、どうしてイライラするのだろうと考える人は少ないかもしれませんが、人がイライラする一番の理由は「自分の思い通りにならないから」です。
自分の思い描いている結果と違うものになった時「ええ!」「どうして!」「なんで!」とイライラします。
人がイライラするのは、自身の「エゴ」が関係しています。
たとえば、言った事が伝わっていなかっりすると、分かってもらえない苛立ちが湧き起こりますよね。
この「分かってほしい」と言う気持ちが「エゴ」になります。
そこには、人に理解されたいという甘えがあります。
どんなイライラであれ、苛立ちの裏には甘えがあり、イライラと甘えはセットです。
そして、イライラを表に出したり、イライラを人にぶつけたりするのは、イライラを分かってほしい気持ちの表れで、それはエゴであり甘えです。
スピリチュアル的に見ても、甘えは魂の幼さを表しています。
できた人ほどイライラしにくいのは、魂もそうですが、人としても成熟しているからです。
イライラは期待から生まれる
イライラは、期待から生まれるます。
たとえば、もうすぐ結婚記念日だとしましょう。
当然、相手も結婚記念日をわかっているものだと思い、どんな記念日になるのか楽しみにして待ちます。
なにも言われなっかたら、もしかして、忘れているフリをしてサプライズ的な何かがあるの?と期待しますよね。
しかし、その思いも虚しく、結婚記念日に何もないまま日付が変わってしまいました。
するとあなたは「昨日結婚記念日だったのに覚えてないの!」と怒ります。
期待をして待っていたのに、裏切られたら腹が立ちます。
このように、期待をして「待つ」という姿勢は、イライラの基をつくります。
人は、人に期待をするからイライラします。
待つのではなく、日頃からコミュニケーションが取れていれば、余計なイライラ感情を抱かずに済んだかもしれません。
「何も言わずとも分かってくれる」と思うのも甘えです。
裏切られてイライラするのは、自身の甘えでありエゴです。
期待し過ぎるのではなく、コミュニケーションを取って余計な苛立ちを減らしましょう。
イライラする時はトラブルが返ってくる
イライラする時は「トラブルに巻き込まれやすい」という特徴があります。
私は以前、工務店に勤務しておりました。
工務店では、大工工事や水道工事、電気工事を請け負っていたのですが、その時にあった出来事です。
家電販売店からのご依頼で「テレビが映らないお宅があるから様子を見に行ってくれ」ということで、現場へ向かいました。
お宅へ到着しお客様に事情を聞くと、借家に引っ越して来た初日のようで、テレビをセッティングしたのに映らないという状況でした。
テレビを映るようにするには、アンテナの取り替え工事が必要だったので工事をしていました。
工事をしていると、40歳くらいの女性のお客様が、電話越しに怒鳴っています。
「どういうことなん!どないせーいうねん!今日から家賃発生しとんねん!責任取れや!」
電話越しに、罵声を浴びせる声が聞こえてきます。イライラを爆発させていました。
すると、キレた女性にさらなる悲報が…
私の他にガス屋さんも来ていて、ガス屋さんが「お客様、微量ですがガス漏れしておりますので今日は閉栓しておきます」
すると女性は、ガス屋さんにもキレます。
「お風呂入れへんやん!なんとかしいやー!」
女性が怒るのも無理はありません。
引っ越して来た初日に、テレビは映らない、ガス漏れまでしているのですから。
しばらく時間が経ち、女性の怒りも鎮まった頃、電話越しにまた「なんで届かへんの!どうなってんのあんたのとこっ!」とイライラを爆発させていました。
怒っている原因は、どうやら注文した品物が届かなくてクレームをつけてるようです。
引っ越し早々、トラブル続きの女性…
女性が怒るのも無理ありませんが、クレームをつける度に怒鳴り声を上げる女性を見て思いました…
運が悪いだけとも思えない…
怒りたくなる状況を引き寄せているのは、この女性です。
イライラする時はトラブルに巻き込まれやすくなります。
これは因果応報の話になりますが、誰かにぶつけたイライラは自分に返ってきます。
人にイライラをぶつけただけ、自分にイライラが返ってきます。
すると、次々に災いが降りかかってきます。
イライラの多い時はトラブルが絶えません。
いつもイライラしている人は、イライラの連鎖が起きるので、なかなか抜け出せません。
平穏に過ごすためには、イライラしない心がけが必要です。
イライラの原因をつくっているのは、自分ということに気づきましょう。