「この事例は旧鑑定方式です」
年齢:30代前半
性別:女性
女性のために生きることが本当の自分?
教育熱心な父の元「有名大学に入りなさい」と言われ育ち、進学する大学を決める際、他に興味のある分野はあったのですが、全く勉強内容に興味のない学部に「有名大学だから」という理由で進学しました。
結果、勉強内容には全く興味を持てず、虚無的な4年間を過ごすことになりました。就活も自身の進みたい人生について深く考えず、「同級生の行くような大企業に行かなくては」という強迫観念の元企業を受け続け連敗し、唯一内定を頂いた会社へ就職しました。
その後の転職を経て、現在は恵まれた待遇と人間関係にて仕事できていることは大変ありがたいです。しかし、本来の興味適性とはズレているためか、「ここで更に自分の能力を開発し活躍しよう」という気持ちにはなりません。やっと「エリートでなくてもいい。自分が心底好きで誇りを持てる仕事を見つけ、収入を得られる算段をつけよう。」という心境になれ、「本当の自分」を見つめ始めたところです。
女性のために働きたい
これまでの経験から思うのは、私の人生には「女性として生き、女性としての喜びと苦しみを味わいなさい。それら全てを肥しとし、自分の人生を輝かせなさい。そして他の女性も人生を輝かせて生きられる手助けをしなさい。」というテーマがあるのではということです。
門次郎様はこの方向性で職業も考えてよい思われますか?他にも向いている方向性があるならば、教えて頂ければ幸いです(学生時代語学は興味があり進んで勉強していましたし、自身のコミュニケーション能力に関する悩みから心理学にも興味を持ちました。はたまた、今の仕事で花開くことができるのでしょうか?)。
又、上記のテーマに沿い且つ自分の興味のある職業として思い浮かぶのは以下です。この中で門次郎様の向いていると思われるのはどれでしょうか?或いは諸々組み合わせて活動していくのが良いでしょうか?
女性の人権を向上させる運動をしている団体に勤める/自分で運動を起こす
世界には女性に暴力を振るったり、本人の意志と関係なく結婚をさせることが「常識だ」とされる国や地域があります。私は女性を傷つける行為が常識としてまかり通ってはいけない、変わって欲しいと考え、女の子に教育を受けさせ自立を支援する団体への寄付を始めました。そのような団体の職員となり現地で異文化を生きる方々を説得し活動するのは、非常に高いモチベーションが必要ですが、覚悟が持てたなら誇りを持てる仕事になると思います。
又、日本で女性として生きることは楽しいことも沢山ありますが、男性が中心となり作った社会の仕組みが不意に女性を傷つけていると感じることがあります。
(例えば、私は学生時代の健康診断で男性医師の前で上半身裸になることを強いられ、今も着替えの度にフラッシュバックし苦しんでいます。自分の意思で「自分のため」と納得しそのような診察を受けることと、集団検診で強要されることでは全く感じ方が違います。男性にはよくわからない感覚かもしれませんが…。私と同様傷ついている女性は少なからずいるようです。)
苦しんでいる女性の声を集め、社会に発表し問題提起をすることで、女性を取り巻く現実を変えていくのは有意義な仕事と思います。職業というよりは、ライフワークになるかもしれません。人の注目を集めることになりますし、当然反対意見も想定されますので、矢面に立つ覚悟が必要であると思います。
女性の美と健康に関するサービスを提供している会社で働く/自分で提供する
私は物心ついた頃から「美しくありたい」という欲望が人一倍ありました。思春期からは重度のニキビ肌となり大変コンプレックスでしたが、ようやく治療の成果が現れ、細々とですが人前に出る仕事も始め楽しくなってきたところです。
ニキビ肌というコンプレックスを「どうすればカバーできるか」と考える過程で、スキンケア、メイク、ファッション、更には美の大元となる心身の健康の保ち方などに興味を持ちました。そしてこれらを活用し、「昨日の自分より今日の自分はきれいだ」と思えることが女性にどんなに自信を与えるかを知りました。私は収入面での不安を乗り越えれば、美容や健康に関する仕事は自然に楽しんでできるのではと思います。
女性には「年齢の呪縛」があります。若さが女性の重要な価値とみなす風潮は強く、女性自身も年齢を重ねるごとに暗い気持ちになりがちなのですが、私は美容を起点とし「何歳でも女性は輝ける」という価値観を社会に提供できればと思っています。具体的なビジョンはまだありませんが…。
以上、長文乱文で申し訳ございませんが、お答え頂けましたら幸いです。情報が不足しているようであればなんなりとおききください。一件の枠に入れましたが、複数件数の質問となる場合もご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
「女性として生き、女性としての喜びと苦しみを味わいなさい。それら全てを肥しとし、自分の人生を輝かせなさい。そして他の女性も人生を輝かせて生きられる手助けをしなさい。」この方向性で職業を考えてもよいのか?
職業の適性について
1.女性の人権を向上させる運動をしている団体に勤める/自分で運動を起こす
2.女性の美と健康に関するサービスを提供している会社で働く/自分で提供する
女性のために働くことは使命でもある
「女性として生き、女性としての喜びと苦しみを味わいなさい。それら全てを肥しとし、自分の人生を輝かせなさい。そして他の女性も人生を輝かせて生きられる手助けをしなさい。」この方向性で職業を考えてもよいのか?
上記の問いに対し、結論を先にお伝え致しますと「はい」です。まさにその通りでして、結衣様はご自身のことをよく分かっていらっしゃると思います。
それでは、その理由についてお話をさせていただきますね。
「エリートでなくてもいい。自分が心底好きで誇りを持てる仕事を見つけ、収入を得られる算段をつけよう」という心境になられたとのこと。
現在の仕事に導かれた意味はいろいろあると思いますが、私が一番感じるのは「どのような生き方をすれば満足のいく生涯を送れるのか=今世の使命…それを気づかせるためにできたご縁」という部分です。
そして、結衣様はちゃんと気づきを得ることができました。だからこそ「自分の使命に気づいて魂の喜びを感じることがしたい」と思う境地に到達されたのだと思います。
女性のために弱きを助け強きを挫くことが使命
▷今世の使命とは?
結衣様が持っている資質を活かし「弱きを助け強きを挫くこと」が今世の使命です。
自分のことは意外と分からなかったりするものですが、結衣様は子供の頃から正義感が強い方だと思いませんか?それは、魂の資質の部分であり、生まれ持った性格になります。ですので、子供の頃から「弱きを助け強きを挫く」そのような思考をお持ちだったのではないでしょうか。
そして、結衣様の魂は生まれる前に「生まれ持った資質を活かして人を助けよう」と決めて今世誕生されています。ですので、正義感を活かすことは使命であり、仕事においても正義感を持って取り組むことで本当の喜びを得られるようになります。いくら高給取りになって好きな物をどれだけ買えたとしても、内に秘めた正義感を活かせなければ物足りない人生になります。
ですので「女性として生き、女性としての喜びと苦しみを味わいなさい。それら全てを肥しとし、自分の人生を輝かせなさい。そして他の女性も人生を輝かせて生きられる手助けをしなさい。」という方向性は、使命に沿った生き方であると言えます。
結衣様の魂は、誰もが羨む大企業で高い地位に上り詰め高給取りになったとしても、そのような物質的な価値に興味はありませんので、心からの満足感を得ることはできません。又、恵まれた環境を得ることができたとしても、今の仕事がどんなに安定していても、心のモヤモヤが消えることはありません。
やはり、収入は減っても「自分のやりたいこと」に夢中になっている方が、心が満たされ幸せを感じられます。
もちろん、今の仕事で出世し評価され、花開くこともできますが、花開いたところで「やりたいこと」を我慢している限り、心からの満足を得ることはできませんので、やりたいと思うことにチャレンジすべきだと思います。
※補足※
結衣様は、努力家で真面目で人としても高い能力を持っておられるため、結衣様が選ぶ仕事であれば基本どんな仕事でもいい結果を残せると思います。
ですので「他にも向いている方向性があるならば、教えて頂ければ幸いです(学生時代語学は興味があり進んで勉強していましたし、自身のコミュニケーション能力に関する悩みから心理学にも興味を持ちました。」とご相談文に書かれておりましたが、結衣様であればどのような分野でも結果を残すことはできると思います。
しかし、良い結果がでたからといって何をやっても満足できるのか?…というとそうではなく、やはり生きがいを感じながら人生を歩みたいのであれば『使命に沿った仕事(弱きを助ける要素)』を選ばなくてはいけません。
又、女性を限定にしても、女性を限定にしなくても、使命感を燃やせるのであればどちらでも構いません。自分が広告塔となり動けるような環境であれば、思いを成就することができると思います。
今後はその想いを成就できるように動いて行かれると良いと思います。きっと素晴らしい未来に導かれていくと思いますよ。
女性のための人権・美と健康
職業の適性について
1.女性の人権を向上させる運動をしている団体に勤める/自分で運動を起こす
2.女性の美と健康に関するサービスを提供している会社で働く/自分で提供する
「女性の人権」と「女性の美と健康」の二つを挙げていらっしゃいますが、結論から申し上げますと、そのお気持ちが変わらなければ“いずれ両方に携わることができる”と思います。
女性のための人権
女性の人権につきましては、最終的には自分で運動を起こすこともできると思いますが、まずはそうした活動をされている団体があるのなら、そこにお勤めされると良いと思います。そこにお勤めできれば、必ず頭角を現すことができると思いますし、結衣様が思うことを実現することも可能になると思います。
そして、結衣様は成長が早いですので、5年ほどキャリアを積めば信頼を勝ち取り出世をし、理想の形に近づけると思います。そこで培ったノウハウを自分で運動を起こすことに繋げても良いですし、自分で運動を起こすよりも団体をさらに大きくする方に力を入れて良いと思います。いずれにしても、身になる結果が訪れると思いますので、女性の人権運動に携わってご活躍いただきたいと思います。
女性のための美と健康
女性の美と健康についても、いずれ携わることができると思いますが、優先順位でいうと「女性の人権運動」の方が上のように思います。美と健康で女性に元気を与えるのも大変素晴らしいことなのですが、魂の資質に沿った選択をするなら「弱きを助け強きを挫く」という意味におきましても、女性の人権を守る運動の方が正義感を燃やして頑張ることができるのではないかと思います。
ですので、女性の美と健康については「女性の人権の仕事で成功し、手広く事業を拡げられるようになってから」でも良いのではないでしょうか。その場合は、会社で働くというよりも、自分で提供する形になると思いますが、それでもうまくいくと思います。
まとめますと…
まずは「女性の人権を守る仕事」を優先していただき、余裕ができた時に「美と健康」に力を入れていかれると良いと思います。
魂の使命に沿って生きれば「人生の喜び」に変わりますし、生まれてきた意味を成し遂げることになるのでとても有意義な人生と言えます。そういった意味では、やはり「女性の人権」の方を優先すべきです。
強い者に巻かれて負けたくない意思もお持ちですし、正義感を貫くために戦う力もお持ちの方ですので、どうしてもその資質を活かした方が良いように視えます。強い意思で偉業を成し遂げる力も秘めておられますので、世の中を変える気持ちで立ち上がっていただければ、多くの人を救うことができると思います。
正義感を燃やし女性のために生きることが喜びに変わる
門次郎様
夜分遅くまで誠にありがとうございます。
鑑定結果を拝読し、自分の使命を思い出した様に感じ胸が熱くなり涙がでました。
自分は間違えだらけの未熟者ですから「正義感が強い」と自信を持っては言えないのですが、思い返せば小学校の頃道徳の教科書を読み、自分なりに正義について考えるのが好きでした。大人になった今も「強い者に巻かれて負けたくない気持ち」を持っています。
私は楽をするのは大好きなのですが、心のどこかで昔から「困難に打ち勝った先の世界を見てみたい、それは絶対に素晴らしい景色だ。」という気持ちも持ち続けており、情熱を傾けられる対象を探し続けていました。
なので、今回の鑑定結果はとても腑に落ちました。
私が正義感を活かす道に進んで本当に大丈夫か?困難に立ち向かえるか?折れてしまわないかと不安だったのですが、背中を押していただけた気持ちです。きっと勇気を出してその道に足を踏み入れ困難に打ち勝ち人を助けられた時、私は最高の喜びを得られると思います。
最近よく訪問する会社の近くに稲荷神社があり、よくお参りをしておりました。門次郎様とのご縁もきっとここで繋いで頂いたのでしょう。
この鑑定結果を受け止め、御神仏やご先祖様の御加護、そして今共に地球に生きる仲間達とのご縁に感謝し、今後の進路を具体的に考えたいと思っております。ありがとうございました!
■まとめ
結衣様はまだ30代ではありますが、年下には思えないほど「魂が成熟(=魂年齢が高い)」しており、そして、私では到底考えられないような高い志を兼ね備えており「結衣様ならできる!想いを成し遂げられる!」と確信に近い感情を抱きました。
結衣様のような正義感と使命感を持った方が、世論を変え、日本を変え、世界を変えていく存在になるのだと思います。
「反論・反発」も当然のように出てくるとは思いますが、結衣様が信じる正義を貫いてほしいと願っております。
掲載を快諾してくださった結衣様に心より感謝申し上げます。結衣様の経験と想いが、多くの方々の元へと届きますように。